ナブテスコ株式会社は、2025年10月20日から新たな製品『アシストユニット』の販売を開始します。このユニットは既存の台車に取り付けることで、最大1トンの重量物を運搬する際の作業者の負担を80%以上軽減します。これは、介助用電動アシスト車いす「アシストホイール」で培ったアシスト制御技術を応用しているため、非常に高い操作性を誇ります。
01.
アシストユニットの特長
アシストユニットは、運搬物の重量に関わらず、作業者が軽い荷物を運ぶ感覚で扱えるように設計されています。これにより、従来の運搬作業に多くの負担がかかっていた現場の課題を解決し、より効率的な作業環境を提供します。特に、重量物の運搬においては作業員の身体的疲労が大きな問題となることが多く、その解消は業界全体の生産性向上にもつながります。
02.
販売パートナーについて
本製品の取り扱いは、3つの販売パートナーを通じて行われます。
物流やモノづくりを支えるキャスター専門で、既存の台车に後付けする形での販売を行っています。
ユーエイのお問い合わせ先
台車、キャスター、車輪など、物流機器全般の製造販売を手掛け、アシストユニット付きの完成品を販売しています。
カナツーのお問い合わせ先
オーダーメイド仕様に特化したマテハン機械メーカーで、既存の台車に後付け可能な製品とアシストユニット付きの完成品の両方を取り扱っています。
大有のお問い合わせ先
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ナブテスコについて
ナブテスコは、2003年に帝人製機株式会社と株式会社ナブコの統合により誕生しました。主にモーションコントロール技術に強みを持ち、自動化された生産現場や、安全で快適な移動を支えるための機械コンポーネントの製造を行っています。中大型産業用ロボットの関節用途向け精密減速機においては、世界市場シェア60%を誇り、建物用自動ドアにおいても国内市場で約60%のシェアを有しています。
04.
今後の展望
ナブテスコは、新たな『アシストユニット』の販売を通じて、物流や製造現場における安全性、さらには生産性の向上に貢献することを目指します。その結果、地域社会や業界全体の抱える課題の解決に寄与し、持続可能な社会の実現に向けた一歩を踏み出します。
含まれる詳細な問い合わせ先や製品関連情報については、ナブテスコのウェブサイト(
公式サイト)をご覧ください。