ラボグロウンダイヤモンドが注目される理由
1月27日は「求婚の日」。この特別な日に、エシカルな選択肢としてのラボグロウンダイヤモンドに注目が集まっています。カジュアル且つ環境に優しいラボグロウンダイヤモンドは、婚約指輪の新たな潮流として急成長しています。今回は、DIALLURE(運営:株式会社EMINA)が実施した調査結果を元に、ラボグロウンダイヤモンドの婚約指輪の現状を探ります。
ラボグロウンダイヤモンドとは?
ラボグロウンダイヤモンドは、科学的なプロセスを経て育成されたダイヤモンドです。自然由来のダイヤモンドと同じ物理的・化学的性質を持つため、見分けがつかないほど高品質です。また、環境問題や紛争ダイヤモンドの懸念を解消するため、エシカルな選択肢としても注目されています。近年、アメリカでは婚約指輪の46%がこのラボグロウンダイヤモンドに置き換わるなど市場が拡大しています。
調査概要
本調査は、2024年12月1日から15日までの期間に実施され、20〜40代の結婚を希望する男女289名の意見を集めました。調査の結果、以下のことが明らかになりました:
1. ラボグロウンダイヤモンドの認知度
日本国内でのラボグロウンダイヤモンドの認知度は、僅か23.2%と低い数値を記録しました。アメリカに比べると、まだまだ普及が進んでいないことが伺えます。
2. 購買意欲の高まり
結婚の際にラボグロウンダイヤモンドを婚約指輪として検討するかという問いには、半数以上が「検討する」と回答しました。この結果は、ラボグロウンダイヤモンドに対する関心の高まりを示しています。
3. 購買意欲と認知度の相関関係
興味深いことに、ラボグロウンダイヤモンドについて知識がある人は88.1%が婚約指輪に検討すると回答。このことからも、認知度の向上が購買意欲に直結することが分かります。
4. 購買希望者の理由
ラボグロウンダイヤモンドを選ぶ理由には、価格の安さよりも「より良いものを選びたい」という意向が強く見られ、高品質でエシカルな選択肢を求める声が多くありました。
5. 認知度向上の重要性
反対に、ラボグロウンダイヤモンドを選ばない理由として「詳しいことを知らない」という意見が過半数を占めました。このことからも、情報提供が購買意欲を高める鍵となることが見て取れます。
DIALLUREの取組み
DIALLUREは、2015年に谷中真理子が設立したブランドで、環境に配慮したブライダルアクセサリーを提供しています。彼女は在庫廃棄問題に苦心する中、きれいなだけではなくその背景にも気を配った婚約指輪の必要性を感じました。映画『ブラッドダイヤモンド』を通じて、ダイヤモンド業界の知られざる真実に気付き、ラボグロウンダイヤモンドとの出会いが運命を変えました。
DIALLUREでは、ラボグロウンダイヤモンドとSCS認証を受けたリサイクルプラチナおよびリサイクルゴールドを使用し、エシカルで美しい婚約指輪を提供。彼女の情熱と配慮が、「生み出される背景までも美しい婚約指輪」を実現しています。
まとめ
エシカルな選択肢として注目されるラボグロウンダイヤモンドは、今後の婚約指輪市場で欠かせない存在になる可能性があります。消費者の認知度向上が重要なカギとなり、その選択肢が広がることで、より多くのカップルに支持される日も近いでしょう。