浜松経済記者クラブでの企業資料データベース化実験が開始

浜松経済記者クラブで実施される企業資料データベース化実験

静岡県浜松市に位置する浜松経済記者クラブで、3月17日から「企業の資料をデータベース化し、地元メディアへ届ける」という実証実験が始まります。この取り組みは、静岡県のスタートアップ支援施策に選ばれた『地域経済Shireru』というシステムを導入し、企業が提供する資料を効率的に処理することを目的としています。

実験の目的と概要

企画の目的は、地元の企業が発信する情報をより広く知ってもらうことです。実験では、浜松商工会議所に所属する企業が、無償でこのシステムを利用して、テレビや新聞といった地元メディアへの資料の周知度を大幅に向上させることが期待されています。

実験の詳細情報

- 期間: 2025年3月17日(月)から3月28日(金)
- 参加報道機関: 新聞やテレビ、通信会社など、浜松経済記者クラブに所属する15媒体の記者が参加します。
- 参加企業: 先着15社の募集があり、応募には浜松商工会議所に所属し、期間中に1枚以上の資料を投函する必要があります。合格した企業は、記者らが閲覧できるデータベースにその資料が掲載され、より多くの視聴者に情報が届くことになります。興味のある企業は、こちらから申し込みできます。

申込フォーム

地域経済Shireruとは？

このシステムは、元テレビ記者が開発したもので、地方のニュースが埋もれないようにし、地域の情報を効率よく地産地消することを狙っています。
システムの特徴は、資料をデータベース的に集約し、メディアに届けるだけでなく、記者がそれを簡単に閲覧できるよう自動でテキスト化する機能も備えています。これにより、記者会見の予定といった資料からの情報も瞬時に把握できるシステムとなっています。