花川有年氏がMagic Momentの副社長兼CBOに就任し新たな時代へ

マジックモーメントに新風！花川有年氏が副社長兼CBOとして就任

株式会社Magic Moment（以下、マジックモーメント）は、東京都港区に本社を置く企業で、エンタープライズ向けの業務プロセス最適化サービスを提供しています。このたび、同社に新たに花川有年（はなかわありとし）氏が副社長兼Chief Business Officer（CBO）として就任しました。花川氏はこれまでのキャリアの中で、特に国際的なビジネス領域において豊富な経験を有し、マジックモーメントの今後の成長を期待されています。

エンタープライズニーズの高まり

近年、国内外の大企業では営業やカスタマーサクセスのデジタル変革（DX）が急速に進んでおり、この流れはさらに加速しています。この中で、Business Process as a Service（BPaaS）は、企業が人材の確保と収益性の向上を同時に実現するための注目の施策となっています。マジックモーメントは、このBPaaSに特化したサービスを展開しており、花川氏の就任によってより一層のサービス拡大が期待されています。

事業フェーズの転換と強化

花川氏は、マジックモーメントの主力製品である「Magic Moment Playbook」のAI機能や非機能要件の拡充を終え、現在はRevenueプロセス全体に対する市場価値を提案する体制が整っています。今後は、特にエンタープライズ領域でのビジネス展開を強化し、国際基準に合致した高いオペレーショナルレベルの構築を目指していきます。

花川有年氏の経歴と実績

花川氏は2000年から2010年にかけて外資系金融機関で営業や事業企画に従事し、その後はベルシステム24株式会社やAXA生命保険、Teleperformance Japanなど多くの企業で実績を積んできました。特にTeleperformance Japanでは、日本法人初代社長としての役割を果たし、2023年にCEO Insights Asiaで「Top 10 CMO in Japan」に選出されたことも記憶に新しいです。

技術革新による新たな価値提案

マジックモーメントが提供するBPaaSは、AIデータキャプチャ機能を搭載し、音声やテキスト、メールを自動解析してCRMに即時登録することで、手入力の工数を90％削減し、情報登録の網羅率を100％に高めています。また、SalesforceやHubSpot、Microsoft Dynamicsなどの既存システムとAPI連携することができるため、企業のバックエンド業務を大幅に効率化することが可能です。

CEOと花川氏の抱負

CEOM村尾祐弥氏は、花川氏の参画によってBPaaSとSaaSの融合を一層深め、エンタープライズ企業が直面する組織規模の課題へ確実に成果につながるオペレーションモデルを提供したいとしています。一方で花川氏は、AIと人間の知見を組み合わせることが新たな営業スタンダードになると信じており、それを通じて多国籍の顧客に対して新たな成功の方法を提案することを自らの使命として掲げています。

今後の展望

マジックモーメントは、2025年の第3四半期までに業種別の業務プロセスに対応した新しいサービスメニューの公開を目指しています。また、BPO事業会社とのパートナーシップを拡大し、共同提案やサービス開発の取り組みを進めていく予定です。これにより、エンタープライズ企業におけるコンタクトセンターの全体設計を行い、オペレーションとAI技術を包括的に最適化し、収益化の支援も視野に入れています。