鹿児島県の焼酎文化を深めるイベントを紹介します
鹿児島県の本格焼酎は、地域の文化に深く根付いており、特に最近ではその魅力が再評価されています。今年も南日本新聞社が主催する「令和7年酒類鑑評会」が注目を集めました。これは、熊本国税局が開催する酒類の品評会で、鹿児島県の焼酎がその舞台で見事に入賞しました。
焼酎文化の深化と進化
この酒類鑑評会のテーマは「焼酎文化の深化と進化を映す技と挑戦の祭典」です。南日本新聞メディアプロが企画したこのイベントは、鹿児島の焼酎製造者たちにとって、自らの技術を披露する絶好の機会となりました。
2025年5月31日付の朝刊には、同鑑評会に参加した18の製造場と24の銘柄が紹介され、焼酎にかける情熱や技術の高さを伝えています。これは、鹿児島県の焼酎文化を守り、さらに発展させることを目的とした取り組みであり、毎年恒例の企画となっています。
創意工夫された味わい
今年の鑑評会では、初めて各製造場の味わいチャートが付けられ、「チャレンジの部」「一般酒の部」「炭酸割りの部」といったカテゴリーに分かれました。この工夫は、消費者に対して焼酎の多様性を伝えるための新しい試みとして注目されています。
また、鹿児島県内で本格焼酎を取り扱う飲食店の情報も掲載され、地域の焼酎文化を体験しやすくする配慮もされています。「焼酎をもっと楽しむ」という趣旨のもと、読者から好評を得ている入賞銘柄のプレゼント企画も実施され、焼酎の消費拡大につなげる期待が寄せられています。
受賞した製造場と銘柄の紹介
以下は、今年の酒類鑑評会で入賞した製造場と銘柄です(順不同)。
- - 大海酒造(茶房大海庵)
- - 白金酒造 石蔵(手造り焼酎 石蔵 焼き芋)
- - 白金酒造 平松工場(やまと日和)
- - 本坊酒造(あらわざ桜島)
- - 若潮酒造(さつま黒若潮、さつま若潮紅はるか)
- - 太久保酒造(侍士の門、華奴)
- - 大隅酒造(大隅<芋>、大隅<麦>)
- - 雲海酒造(さつま木挽)
- - 田崎酒造(薩摩 黒七夕)
- - 指宿酒造(黒利右衛門)
- - 薩摩酒造(黒白波、彩響)
- - 国分酒造(sunny cream)
- - 小鹿酒造(小鹿、Bliss Time)
- - 奄美大島にしかわ酒造(島のナポレオン)
- - 新平酒造(大金の露)
- - 大口酒造(黒伊佐錦、伊佐小町)
- - 南洲酒造(さつま島美人)
- - 小正醸造(メローコヅル エクセレンス)
このように、バラエティ豊かな焼酎が揃う今年の鑑評会は、鹿児島県の焼酎文化に触れる絶好の機会です。ここで紹介された銘柄をぜひお試しになり、鹿児島の本格焼酎を心ゆくまで楽しんでほしいと思います。
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