天地雅楽の新アルバム
2017-02-07 09:31:40

神社神職が奏でる音楽ユニット、天地雅楽の新アルバム「やまと まほろば」が登場!

天地雅楽の新たな挑戦



全国の神社で演奏されている伝統音楽、神楽や雅楽。これらの音楽を支える楽器として、笛や笙があるが、現代の音楽シーンに与える影響は少なくありません。そんな中、神社神職から成る音楽ユニット・天地雅楽が、新アルバム「やまと まほろば」を2月11日、CDとデジタル配信でリリースします。

若年層にも響く神社文化の現状



近年、神社仏閣巡りや御朱印集めが流行し、神社への関心は高まっていますが、多くの人々が神楽や雅楽の演奏に隠れた深い意味や願い、使用される楽器についてはあまり知られていないのが実情です。このような背景の中、天地雅楽は若者に親しみやすい音楽を通じて、神社文化を身近に感じてもらうことを目指しています。

天地雅楽の誕生と理念



天地雅楽は2003年、大阪の若い神社奉職者たちにより結成されました。神社の祭典や音楽に関わってきたメンバーたちが中心となっており、彼らは幼少時からこの神聖な音楽に親しんできました。彼らの音楽は、西洋楽器とのコラボレーションを追求し、高い音楽性と親しみやすさを両立させています。

雅楽器の特性と課題



雅楽器は日本古来のもので、主に430Hzという独自のピッチで作られています。このため、一般的な西洋楽器と合わせて演奏するのは難題です。特に、ポップスでよく使われる楽器とは異なるため、ピッチを合わせることが課題になっています。それでも、天地雅楽のメンバーは、雅楽器を現代にマッチさせるためのメソッドを持ち、この挑戦に取り組んでいます。

音楽メソッドの革新



天地雅楽の中核を成す久次米一弥(吉川八幡神社 宮司)は、様々な国の音楽と作曲法を学び、雅楽器と他の楽器の融合によって新たな音楽的アプローチを模索してきました。彼の独自メソッドに基づき、これまでに7作のアルバムを自主制作して発表してきています。

アルバム「やまと まほろば」について



新作「やまと まほろば」では、奈良の風景や精神をテーマにした楽曲が並びます。歌詞やメロディには、古の魅力を現代に解き放つような感覚が感じられ、聴く者を時空を超えた旅に誘います。また、プロドラマーの菅沼孝三氏も参加し、アルバムにさらなる深みを加えています。収録曲には京都府民謡「竹田の子守唄」を新たにアレンジしたものも含まれています。

各楽器の特徴を生かした楽曲は、聴く者の心に響き、心を打つものとなっています。特に、雅楽器によって創り出される独特の音色は、現代の音楽シーンでも稀有な存在として、存在感を示しています。雅楽の世界に興味を持っている方や、音楽の新たな発見を求めている方には、ぜひこのアルバムを手に取ってもらいたいです。

まとめ



天地雅楽の新アルバムはただの音楽の枠を超え、神社文化の一端を照らし出す作品でもあります。伝統と現代の融合を目指し、新しい音楽体験を提供するこのアルバムは、音楽ファンのみならず、雅楽や神社に興味を持つ人々にとっても魅力的な一枚となるでしょう。アルバム購入は公式サイトからも可能です。興味がある方はぜひチェックしてみてください。

会社情報

会社名
クレマチス・ヒル合同会社
住所
東京都渋谷区神宮前6-28-9東武ビル6F
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