ジェンダーギャップ改善に向けて
2024年8月、米国カリフォルニア州のサンフランシスコ・ベイエリアにおいて、日本人女性のキャリア形成と多様性の実現を目指す非営利法人『Japanese Women’s Initiative in the Bay Area』(JWIBA)が設立されました。この法人は、女性が自己に合った生き方を追求し、DE&I(多様性・公平性・包摂)の促進を重視する活動をおこないます。
設立の意義
日本のジェンダー・ギャップ指数は146カ国中118位と低下しています。特に経済における男女の賃金差や女性管理職の割合は深刻な課題です。結婚や出産がキャリアに与える影響に加え、海外駐在の際には育児や言語の壁などが立ちはだかります。これに対抗するべく、JWIBAは設立されました。
活動のスタートと成長
JWIBAは、2022年に設立メンバーによって活動を開始。スタンフォード大学の支援を受けて、2000人以上の女性が参加するネットワークを形成しました。この活動を通じて、参加者は互いに励まし合い、DE&Iを推進するための環境を整えてきました。具体的な活動としては、年次サミットや定期的なワークショップを開催し、キャリア形成の支援を行っています。
JWIBAの目標
JWIBAは、キャリアのエンパワーメントやDE&Iの実現を通じて、女性が自分らしく生きられる社会を築くことを目指します。今後、年次サミットや定期的なミートアップを通じて、さらなる交流と学びの場を提供していく予定です。
2024年の活動予告
2024年9月6日、JWIBAは「JWIBA Summer Summit 2024」を開催します。このサミットは、働き方の変化や個人のキャリア形成に焦点を当て、起業家精神を育む場になります。最新のトレンドを取り入れ、柔軟な働き方を追求する女性たちにとって貴重な機会となるでしょう。
まとめ
JWIBAの設立は、日本とシリコンバレーをつなぐ新たな架け橋となるでしょう。これにより、多くの女性がキャリアをエンパワーされ、さらなる飛躍を遂げることが期待されます。今後の活動に大いに注目が集まります。