サンスター、台湾初進出＆ペット用脱臭機を販売開始！

サンスターが台湾のペット市場へ本格参入

サンスターグループは、自社ブランド「QAIS-air-」を通じて、ペット向けの新たな商品である「QAIS-air-04」を台湾市場で販売開始すると発表しました。これはサンスターにとって初の台湾進出を意味し、特にペットのトイレ臭に特化した除菌脱臭機となっています。この製品は2022年9月から日本で展開されており、その高い脱臭性能が評価されています。

台湾のペット市場の現状

台湾では近年、ペットを飼う家庭が増加しており、2023年の調査によれば、ペット飼育家庭の割合は28.3%にまで達したと報告されています。また、2022年には犬や猫の新たな登録頭数が新生児数を上回るというデータもあり、ペット需要が高まっている様子が伺えます。しかし、台湾特有の湿度と高温の気候により、ペットの毛や尿から発生するニオイに悩まされる家庭が多い状況です。

QAIS-air-04の特長

「QAIS-air-04」は、壁掛け式の設計によって、トイレ臭などのペットのニオイを効率的に除去することが可能です。光触媒とUV光を利用した独自技術によって、ニオイや菌を繰り返し分解する仕組みになっており、フィルター交換も不要で手間いらずです。さらに、ペットの安全性を考慮したデザインにより、低電圧や電源コードの保護などが施されています。運転音も非常に静かで、約21dBという静音設計です。

販売戦略と今後の展開

販売は2025年1月から開始され、最初の2ヶ月間は台湾のライフスタイルECサイト「iCook.com」での限定セールが行われます。その後、ペットショップやペットホテルなど、160以上の小売店でも販売が予定されています。さらに、オンラインプラットフォーム「momo Shopping」と「Pchome 24h Shopping」にも進出予定で、EC市場での強固な地位を築く狙いがあります。この取り組みは他国への展開も視野に入れているとのことです。