モネの新刊
2024-03-22 10:47:22

印象派誕生150周年記念!モネの風景楽しむ新刊登場

クロード・モネの旅を感じる新刊



2024年、印象派誕生150周年を迎えるこの年に、東京美術が新たに刊行する書籍『クロード・モネ旅のための作品集』が注目を集めています。この作品集は、モネが切り取った風景を通して、まるで旅をしているかのような体験を提供します。生涯を通じて印象派の巨匠としての地位を確立したクロード・モネ(1840〜1926)のアートの魅力を、手元で楽しむことができる貴重な一冊となっています。

モネと印象派の歴史的な背景



1874年4月15日に行われた展覧会でのモネの出品作は、印象派という新しい芸術運動の名の由来にもなりました。モネの作品は、彼が愛したフランスを中心に、特にノルマンディーやパリ、ジヴェルニーの自然を鮮やかに描写しています。この書籍では、モネの描いた作品を117点、地域ごとに分かりやすく紹介しています。

作品集の特徴



『旅のための作品集』の特筆すべき点は、ただの画集ではなく、実際に旅行時のガイドブックとしても活用できるところです。読者は日本にいながらにして、モネの作品を通じて異国情緒を感じることができます。やや大判のA4変型で100点以上の作品を奥深く楽しめる仕様になっており、細部に至るまでその魅力を味わえるのです。また、モネがどこで作品を描いたのかを地図で案内するコーナーもあり、旅行気分を高めてくれるでしょう。

各地の風景を探索



書籍は6つの章から構成されており、ノルマンディーやブルターニュの海、セーヌ河畔の都市から自然、オランダの風車やチューリップ畑、地中海の美しい風景、さらにはロンドンやヴェネツィアの景観まで、モネが描いたさまざまな風景を楽しむことができます。これらの作品を通じて、読者はモネの目を通して世界を間近に感じることができるでしょう。

著者のプロフィール



本書の著者である岩﨑余帆子さんは、ポーラ美術館で学芸課長を務め、19世紀のフランス美術を専門としています。これまでに数多くの展覧会を手掛け、多くの著書を執筆してきた実績があります。特にモネ関連の研究において高い評価を受けており、その知識豊富さは本書に活かされています。

いよいよ刊行



『クロード・モネ旅のための作品集』は、2024年3月25日頃に発行予定で、定価は3,520円(税込)です。美術ファンはもちろん、旅行好きの方にもお勧めの一冊です。さらに、2024年にはモネに関する展覧会が全国各地で開催される予定で、より多くの方がモネの作品に触れる機会が増えるでしょう。

まとめ



印象派誕生150周年を記念して、特別なアート体験を提供する『クロード・モネ旅のための作品集』。完全に新しい視点からモネの作品を楽しむことができるこの書籍は、芸術と旅の両方を愛する人々にとって必見のアイテムとなるでしょう。ぜひ手に取って、モネの世界を感じてみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
株式会社東京美術
住所
東京都豊島区池袋本町3-31-15
電話番号

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