学校と地域をつなげる
2018-06-18 16:36:26
学校と地域をつなげる新たな挑戦「パターン・ランゲージ」の実践ガイド
学校と地域をつなげる挑戦
学校と地域が連携し、さらなる教育環境の魅力を高めるための新たなアプローチ、それが「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」です。この手法は、教育の現場においてコーディネーターの役割を果たす人々が、実践的なヒントを得るための基盤を築くことを目的としています。
社会に開かれた教育の重要性
変動する社会において、未来を担う子どもたちを育成するためには、「社会に開かれた教育課程」と「地域力強化」が不可欠です。しかし、実際に学校と地域がどのように協力し合っていくかが問題となりがちです。その観点から、島根県では「教育魅力化」と称し、学校と地域が協力するための取り組みが進められてきた実績があります。この取り組みの中で特色として挙げられるのが「コーディネーター」の存在です。
コーディネーターの役割とは?
単に役職としての存在だけでなく、学校と地域のつながりを強化するポイントがコーディネーターの役割にあります。どのような資質や能力を持っていることが求められるのか、実際に働いているコーディネーターたちの日常をもとに考えれると、彼らの役割は非常に多様性があります。
今回の「パターン・ランゲージ」では、これらの役割を42の言葉として整理し、具体的な実践に向けたヒントへと昇華させています。
パターン・ランゲージの活用
「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」には、他にも学校との連携を進める行政職員や公営塾スタッフたちにも活用できるヒントが盛り込まれています。具体的なアプローチや行動について考え、自分に何ができるかを反映させていくことで、より効果的な教育環境を構築する助けとなります。
ブックレットとカードの構成
本書はブックレット版とカード版の2種類が用意されています。ブックレット版はじっくり読み込む形式で、カード版はチームや研修で使うための対話を促進するためのものです。コーディネーターに限らず、地域における多様な関係者たちが一緒に学び、実践を深めるためのツールとなるでしょう。
結論
最終的には、「学校と地域をつなぐパターン・ランゲージ」を通して、教育の質を向上させ、子どもたちの未来をより良いものにするための契機となることを願っています。さまざまな地域での工夫や取り組みが、全国各地で広がっていくことを期待しています。
会社情報
- 会社名
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一般財団法人地域・教育魅力化プラットフォ―ム
- 住所
- 島根県松江市東本町二丁目25-6みらいBASE2階
- 電話番号
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