神奈川フィルが新シーズンラインナップを発表！音楽の魅力満載の2025-2026シーズン

神奈川フィルの新シーズンがついに登場

日本の音楽シーンで注目を集める神奈川フィルハーモニー管弦楽団（以下、神奈川フィル）が、2025-2026シーズンの演奏会ラインナップを発表しました。音楽専門誌の調査では、「好きな世界のオーケストラ」第4位、「好きな日本のオーケストラ」第2位と評価されており、その人気の裏には多くの魅力が隠されています。また、ドラマ「リバーサルオーケストラ」にも登場し、さらなる注目を浴びました。今回は、神奈川フィルが新たに展開する音楽の魅力を探っていきましょう。

新シーズンの魅力的なプログラム

音楽監督の沼尻竜典氏が指揮を執り、多様性に富んだプログラムがラインナップされています。2025年4月のシーズンスタートには、ロシアの作曲家ドミトリ・ショスタコーヴィチの交響曲第12番が開幕を飾ります。ショスタコーヴィチは政治的背景の苦悩を抱えつつ、数多くの名曲を世に送り出した作曲家であり、その第12番は力強い弦楽器の響きから始まり、華やかなフィナーレへと進む構成が特徴的です。この作品は演奏機会が比較的少なく、今回の演奏に期待が高まります。

さらに9月には、神奈川フィル初登場のドイツ人指揮者、クレメンス・シュルト氏を迎えて、リストの大作「ファウスト交響曲」を披露します。この音楽会は話題必至で、多くのファンを引きつけることでしょう。

10月の定期演奏会では、沼尻音楽監督がブルックナーの交響曲第8番を指揮し、2026年1月の第410回コンサートでは俊英松本宗利音氏が登場します。さらに、2月のプログラムにはレスピーギの「ローマ三部作」に加えて「ローマの謝肉祭」が組み込まれています。魅力的なプロデュースが続く中、特に注目されるのが、2025年に休館する神奈川県民ホールに代わり新設される『ミューザ川崎シンフォニーホール』でのシリーズです。

特典満載の定期会員制度

神奈川フィルでは、定期会員の特典として「ゲネプロ（リハーサル）公開」や団員との交流会を行い、ファンとの距離を縮めています。そして、神奈川フィルの新規定期会員は2024年11月15日より受付を開始し、様々な特典を受けることができます。特に、このシリーズでは川崎市民が40％引きの特別サービスを受けられるため、ぜひご注目ください。

神奈川フィルは、音楽の楽しさを広めるための活動にも熱心で、小中学校での音楽鑑賞教室や医療機関への出張演奏なども行っています。このような取り組みを通じて、地域の音楽文化を深化させていきます。