モルテンの産学連携
2025-07-10 11:00:41

医療の未来を切り拓く!モルテンとの産学連携セミナーが成功裡に開催

医療の未来を切り拓く!モルテンとの産学連携セミナー



2025年6月、山形県で開催された第34回日本創傷・オストミー・失禁管理学会学術集会にて、株式会社モルテンが主催する産学連携活動をテーマとしたランチョンセミナーが行われました。このセミナーには、業界で著名な3名の専門家が登壇し、テーマ「未来の看護をカタチにする取り組み」を発表しました。

モルテンの役割



モルテンは広島市に本社を構え、医療機器の開発と研究を行っている企業です。今回のセミナーでは、同社が東京大学との寄付講座及び石川県立看護大学との共同研究を通じて開発した製品や技術について、具体的な事例を示しながら紹介しました。この取り組みは医療現場をより良くすることを目指しており、産学連携の重要性がここでも強調されました。

登壇者の声



セミナーでは、東京大学の仲上豪二朗教授が「病院・施設 療養者の課題とロボティックマットレスの研究・開発」に関する講演を行いました。仲上教授は、モルテンとの10年以上に及ぶ共同研究の成果として、革新的なロボティックマットレス『レイオス』の開発を振り返りました。このマットレスは、褥瘡を防ぐための新たなアプローチを提供し、近年では普及モデルの『スコープ』も発表され、医療現場への導入が進められています。

また、多治見市民病院の田中貴子看護師長は、ロボティックマットレスを実際に使用した現場の声を語り、導入による効用や職員の意識の変化について具体的なデータと共に述べました。実際に患者にどのように効果があったのか、非常に貴重な体験談が共有されました。

さらに、石川県立看護大学の松本勝教授が「在宅療養者の今後の課題と新たな医療機器の研究」について発表し、特に在宅療養を支援するテクノロジーの可能性について語ったことは特に印象的でした。これからの医療現場では、AI技術を駆使した新たな製品やサービスが必要不可欠であると訴えました。

産学連携の重要性



座長を務めた真田弘美教授も、モルテンとの産学連携が医療界でのイノベーションを促進する鍵であると述べ、現場の声を反映した製品開発の重要性について強調しました。これからも医療、福祉、健康分野において課題の解決に取り組んでいくモルテンの姿勢が明確に示され、今後の展望についても期待が高まりました。

企業展示ブース



セミナーに合わせて展開された企業展示ブースでは、ロボティックマットレス『スコープ』や自動運転車いす用クッション『パワークッション』が実際に展示され、参加者は直接体験することができました。在宅療養高齢者のための新たな技術と、それがもたらす利便性と安全性を実感する良い機会となりました。

まとめ



モルテンが主催するこのセミナーは、医療現場における最新の研究とその実用化に向けた成果を発表する貴重な場となりました。今後も産学連携を通じて、高齢者が自立して快適に生きられる社会の実現を目指し、新たな技術開発に挑んでいく姿勢が求められます。医療の未来を共に考えるこの取り組みは、今後も注目を集めることでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社モルテン
住所
広島県広島市西区観音新町四丁目10-97-21
電話番号
082-292-1381

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