近畿大学生が「きんてつ鉄道まつり2025」に参加し鉄道の魅力を伝える

近畿大学による鉄道の魅力発信

近畿大学の経営学部商学科横見宗樹ゼミは、「きんてつ鉄道まつり2025 in 五位堂・高安」に参加し、鉄道業の魅力を子供たちに伝える特別なブースを出展することが決まりました。この取り組みは、学生たちが鉄道会社との協働を通じて、実際の業務内容や安全性について学ぶ貴重な機会となることが期待されています。

企画の背景

このプロジェクトは、令和7年（2025年）11月1日（土）と2日（日）の2日間、近畿日本鉄道株式会社の五位堂検修車庫で開催されるイベントに向けて進められています。横見ゼミでは「交通論」をテーマに、学生たちが地域の鉄道業が抱える課題を発見し、その解決策を模索するフィールドワークを行っており、近鉄と連携してアイデアを競う企画提案コンペを開催。その結果、今回のブース出展が実現しました。

ブースの内容

ブースでは「遊んで学ぼう！電車釣りと楽しいお芝居」というテーマで、子供たちが楽しみながら学べるプログラムを用意しています。小学生以下のお子さんを対象に、鉄道業の仕事にスポットを当てた参加型のお芝居を上演する予定です。このお芝居では、運転士や保線員など、さまざまな鉄道職の魅力やその技術について、安全の観点からも学びを深めることができます。

楽しいお芝居の後には、近鉄電車のペーパークラフトを釣り上げるアクティビティも用意されており、参加者にはそのペーパークラフトが記念品として配布されます。このようにして、家族で楽しみながら鉄道の世界に触れる体験を提供したいと考えています。

開催概要

- イベント名: きんてつ鉄道まつり2025 in 五位堂・高安
- 日時: 令和7年（2025年）11月1日（土）・2日（日） 10:00〜15:00（最終入場は終了時刻の30分前まで）
- 場所: 近畿日本鉄道株式会社五位堂検修車庫（奈良県香芝市狐井373番地）
- 対象: 一般（入場無料）、近畿大学ブースは小学生以下のみ
- 申し込み方法: 専用サイトからインターネットによる抽選（ URL: https://kintetsu-tetsudo-matsuri.jp/2025/autumn/ ）
- 申し込み期間: 令和7年（2025年）9月30日（火）10:00～10月16日（木）18:00

学生の声

今回の企画責任者である経営学部の3年生、瀬戸皓稀さんは、「人口減少に伴い鉄道業従事者の減少が懸念される中、次世代の子供たちに鉄道の魅力を伝えたい」と語っています。お芝居を通じて、鉄道業に従事する人々の努力や技術について、楽しみながら学べる形式を目指していると話します。また、記念品のペーパークラフトを作成することで、家庭でも鉄道業の魅力に触れられるように考えているそうです。

学生たちは、「楽しく学べる体験を目指して準備に励んでいますので、ぜひブースにお立ち寄りください」と呼びかけています。