日本初の神社と酒蔵再生のプロジェクト
酒蔵再生に向けた新たな取り組みとして、ナオライは福岡県北九州市の和布刈神社と連携し、御神酒のアップサイクルを行うプロジェクト『浄酎-JOCHU-』を発表しました。このプロジェクトは、廃棄されるはずだった御神酒に新たな価値を見出し、地域や文化の保存にも寄与することを目的としています。2026年1月から本格的な生産が開始され、やがて全国の神社とも協力していく予定です。
御神酒のアップサイクルとは
日本各地の神社で奉納される御神酒は、祭りや儀式の後に余剰になることが多く、年間で約50万リットルもの量が廃棄されているとされています。この余剰部分を利用することで、地域の酒文化を活かしつつ、廃棄を減らす新たな循環モデルを確立する狙いがあります。ナオライの持つ特許技術「低温浄溜®」を駆使し、御神酒を再生することで、純米酒の風味を凝縮した新しい形のお酒「浄酎」が誕生します。
プロジェクトの背景
『浄酎-JOCHU-』プロジェクトは、石川県中能登町に本社を置くNOTO Naorai株式会社が中心となり、和布刈神社や神社復興財団と協力して推進されています。日本の祭りの精神を重視し、奉納の価値を再認識させることで、地域活性化を図っています。また、神社の再生や後継者育成にも繋がる資金還元の仕組みが作られています。
浄酎の魅力
浄酎は、アルコール度数41度ながらも、飲みやすくまろやかで、時間が経つにつれてさらに濃厚な味わいが楽しめます。このお酒は、長期保存や海外への輸出にも適しているため、国際的な需要にも応えることができるでしょう。また、浄酎を通して地域特産品としての価値が創出され、地方創生にも繋がります。
今後の展望
ナオライは、このプロジェクトを皮切りに全国の神社との連携を深め、共同での御神酒のアップサイクルを促進するとしています。また、地域おこしとしての観光誘致や雇用創出にも注力し、幅広い展開を見込んでいます。2026年には全国8拠点、2028年には47拠点と浄溜所の拡大を予定しているため、今後の展開が大いに期待されます。
結論
御神酒の新たな活用法としての『浄酎-JOCHU-』プロジェクトは、地域文化の継承と酒蔵再生を目指し、多くの人々に愛されるお酒として変貌することが期待されています。神社文化や地域活性の重要性が再認識される中、ナオライの挑戦は今後も注目されるでしょう。