PreSonusの新たな音響技術、Air XDシリーズ
PreSonus Audio Electronics, Inc.が新たに展開する『Air XDシリーズ』が、モバイルから小中規模の会場に最適なアクティブラウドスピーカーとサブウーファーとして、国内市場へ本格的に登場しました。このシリーズは、10インチ、12インチ、15インチのフルレンジスピーカーをはじめ、15インチと18インチのサブウーファーをラインアップに揃えており、さまざまなイベントやライブのシーンで力強いサウンドを提供します。
1. パフォーマンスを引き出す機能性
『Air XDシリーズ』の特徴は、何と言ってもそのパフォーマンスです。1,500WのClass Dアンプを搭載したラウドスピーカーと、2,000Wのサブウーファーが搭載されており、クリアで迫力のある音質を実現します。また、TWS Bluetooth®によるワイヤレスステレオペアリングや、オンボードミキサー、EQを備えたDSPチューニング機能により、音響の設定が簡単に行えます。これにより、DJやバンドのライブPAに最適な信頼性と品質を提供し、イベント施設での利用にも対応しています。
PreSonusのハードウェア部門の責任者であるエイドリアン・ハーゼルフーバー氏は、「過酷なライブ環境では性能が全てを左右する」と語り、性能の高さを強調しています。『Air XDシリーズ』は音質や信頼性、操作性を兼ね備えており、プロフェッショナルのニーズを満たす設計となっています。
2. さまざまな設置方法に対応
このシリーズは、フライング設置、ポールマウント、グラウンドスタック、フロアモニターといった多様な設置方式に対応しています。これにより、パフォーマーやイベント運営者、システムインテグレーターにとって利便性の高い選択肢が提供されています。特に「True Wireless Stereo(TWS)ブリッジモード」によって、2台のスピーカーをBluetooth接続し、ケーブルなしで簡単にステレオシステムが構築できる点は、企業イベントやプライベートパーティーにとても便利です。
3. 製品ラインナップと特徴
製品ラインナップとして『Air XD 2-Way Active Extended Definition Loudspeakers』シリーズを見てみると、カスタム設計の低域ドライバーと高性能コンプレッションドライバーによって、最大134dB SPLの出力が可能になっています。特に40Hzまでの低域再生が可能で、高域にはPEEKダイアフラムを使用しており、耐久性と音質の明瞭さを両立しています。また、コンパクトサイズながら、操作しやすい直感的なLCDディスプレイを備えており、EQ調整や音源選択もスムーズです。
さらに、サブウーファーシリーズ『Air XD Active Extended Definition Subwoofers』は、2,000W Class Dアンプを搭載し、会場に深く力強い低音を提供します。可変クロスオーバー機能やアライメントディレイなどの高度な機能によって、柔軟な調整が可能で、全体の音質を劇的に向上させます。
4. 展示会出展情報
PreSonusは2025年11月19日から21日まで、幕張メッセで開催されるメディア総合イベント「Inter BEE 2025」に参加し、この『Air XDシリーズ』のデモンストレーションを行います。興味のある方はぜひ直接体験し、その魅力を感じてみてください。
5. クリエイターへの思いやり
PreSonusは「プロオーディオをすべての人へ」という理念を掲げ、この『Air XDシリーズ』を通じて、日常的に音楽を制作するクリエイターや演奏者に、高品質な音を身近に届くように努めています。ライブサウンドをクリアに届ける音響機器を求める全ての人々にとって、PreSonusの新しい選択肢が望まれることでしょう。