日本アート、フランスへ
2025-12-19 11:23:19

日本の伝統技術で生み出されたアートがフランスへ進出

日本の年輪突板アート「Radial Square」がフランス上陸



広島銘木産業株式会社(HIROMEI)は、年輪突板アートパネル「Radial Square」がフランスで開催されるメゾン・エ・オブジェ2025年1月展に出展することを発表しました。さらに、パリのマレ地区にあるESPACE SYLVIA RIELLEで行われるプレ展示も予定されています。日本の伝統的な技術とアップサイクルの理念を融合させたこの作品は、海外のデザインやアートのプロフェッショナルたちから高い評価を受けています。

「Radial Square」とは?



「Radial Square」は、ラジアータパインの年輪を0.25mmの薄突板としてスライスし、立体的に構成した壁掛けアートパネルです。天然木が持つ美しさや価値を現代アートの形で再構成し、視覚的にも楽しめる独自のアート作品として牧歌的な風情を醸し出します。

アップサイクルへ向けた道のり



HIROMEIは設立以来、「木材を最後まで有効に活用する」という理念を掲げ、端材を使用した独自の文化を育んできました。実際、「Radial Square」もこの精神を反映しており、

  • - 製造過程での端材の有効活用
  • - 薄突板への加工による材料の効率化
  • - 職人による手作業での価値創出

など、アップサイクルの思想に基づいて制作されています。単に廃材を利用するのではなく、その素材が持つ本来の美しさを再構築し、価値を高めていくことが重視されています。

技術革新と理念



HIROMEIは天然木突板の製造に特化し、職人の手技と先進的な技術を駆使して、木材を最後まで使い切るマインドを持って事業を展開しています。「Radial Square」は、その理念の集大成といえるプロダクトで、製造で出た端材を最大限に活用して、一点ずつ丁寧に製作されています。また、元会長が手掛けた作品「ラジアタブルー」は、サロン・ド・アール・ジャポネで最優秀賞を受賞するなど、HIROMEIの技術の高さを証明しています。

今後の展開を期待



今回の展示をきっかけに、HIROMEIはフランスをはじめとした欧州市場での活動をさらに強化していく考えです。ホテルやギャラリー、高級住宅向けの空間演出として、コレクションの拡充と国際展示活動を進めていく予定です。

製品の詳細



  • - 製品名: Radial Square
  • - 素材: ラジアータパイン突板
  • - 製作方法: 職人によるハンドメイド
  • - 使用用途: ホテルや店舗、住宅での壁面装飾
  • - 特徴: 約0.25mmの薄突き年輪模様、天然素材の美しさ

出展予定



  • - プレ展示: 2026年1月9日〜1月11日(ESPACE SYLVIA RIELLE、パリ)
  • - メイン展示: 2026年1月15日〜1月19日(メゾン・エ・オブジェ・パリ)

HIROMEIが展開する「Radial Square」は、ただのアートパネルにとどまらず、日本の伝統とモダンな感覚が共鳴する作品です。フランスでの展示を通じて、さらなる評価が期待されます。


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会社情報

会社名
広島銘木産業株式会社
住所
広島県府中市栗柄町433-1
電話番号
0847-45-6828

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