岡山大学研修会
2025-08-27 05:24:36

岡山大学が第86回医学系技術課研修会を開催:研究力強化への新たな一歩

岡山大学の第86回医学系技術課鹿田研修会の開催



2025年8月5日、岡山大学鹿田キャンパスの基礎医学棟にて「第86回医学系技術課鹿田研修会」が開催されました。この研修会は、対面とオンラインのハイブリッド形式で行われ、技術職員同士の情報交換の場としての役割を果たしています。

岡山大学の技術職員は、研究、教育、臨床の各分野で多様な役割を担っており、それぞれの業務に必要な技術や知識も異なります。このため、研修会は年に3回行われており、最新の研究トピックや業務の紹介などがプログラムに組まれています。今回のテーマは「技術職員の担当業務紹介、出張報告」で、鹿田キャンパスの技術職員4名による発表がありました。

発表の内容



最初の発表は、塚野萌美技術主任による「未経験から技術職員の世界に飛び込んでみた」という自身の経験を踏まえた内容でした。次に、岩佐哲志技術専門職員が「私の業務と担当機器紹介」を行い、技術職としての具体的な業務内容について共有しました。池田志織技術専門職員は、「医学部 共同実験室および細胞組織学分野での業務」をテーマに、その専門性と日常業務を詳述しました。最後に、木村亮太技術主任が出張報告を行い、献体実務担当者研修会や解剖組織技術研究会での経験を語りました。

各発表後には活発な質疑応答が行われ、参加者からはさまざまな質問が寄せられました。質問の中には、「透過電顕の試料作製の重要なポイント」や、「機器の保守管理に関する問題への対処法」、「二つの部署にまたがる業務の円滑な進め方」などがあり、参加者の関心の高さが伺えました。

技術職員の活性化と研究支援力の強化



この研修会は、技術職員の間での情報交流を促進し、研究支援力を高めることを目的としています。岡山大学総合技術部は、全学の技術職員と連携し、地域の中核を担う特色ある研究大学として、さらなる研究と教育、臨床活動に貢献することを目指しています。また、2022年度からは東京科学大学の「TCカレッジ」にも参画し、技術職員の専門性を高める取り組みを進めています。

本学の特徴的なプログラム「医工系コース」は、地域社会に根ざした研究大学としての戦略的なアプローチを支えるものです。今後も岡山大学が目指す「地域中核・特色ある研究大学」の実現に向け、地域と地球の未来を共創する研究が進められることが期待されています。

この研修会は、技術職員のアイデンティティを育み、チームワークを強化するための重要なステップとも言えるでしょう。さらなる技術職員のスキルアップや情報共有の場が、今後も岡山大学の研究力を一層強化する原動力となることが期待されます。


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会社情報

会社名
国立大学法人岡山大学
住所
岡山県岡山市北区津島中1-1-1 岡山大学津島キャンパス本部棟
電話番号
086-252-1111

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