TOPPANグループがISO45001認証を取得
TOPPANグループは、労働安全衛生マネジメントシステムに関する国際規格であるISO45001の認証を取得しました。ISO45001は、労働者の負傷や疾病を予防し、安全で健康的な職場環境を提供するための枠組みを定めています。このたび認証を取得したのは、TOPPANホールディングスを含むグループの4つの製造会社と4つの工場です。
認証の詳細
今回の認証は、TOPPANホールディングス株式会社(東京都文京区、代表取締役社長朴 秀晴)がリードする形で取得されました。認証の範囲には、以下の4つの製造会社と工場が含まれています:
- - トッパンコミュニケーションプロダクツ / 嵐山工場(埼玉県比企郡)
- - トッパンパッケージプロダクツ / 仙台工場(宮城県仙台市)
- - トッパンエレクトロニクスプロダクツ / 熊本工場(熊本県玉名市)
- - トッパン建装プロダクツ / 幸手工場(埼玉県幸手市)
ISO45001は2018年に国際標準化機構(ISO)によって策定されたもので、企業が安全衛生に対処するための計画(Plan)-実施(Do)-評価(Check)-改善(Act)というPDCAサイクルを導入することが求められます。これにより、企業は継続的な改善を行い、働く人々の安全を確保する役割を担います。
今後の取り組み
TOPPANホールディングスは今後、ISO45001の認証取得範囲をさらに拡大していく計画です。具体的には、グループ内の8つの製造会社と45の工場が対象となり、より多くの職場が労働安全衛生に配慮した環境に整備されることになります。また、企業価値と社会的価値の両方を最大化することを目指し、ステークホルダーからの期待に応え、社会的な責任を果たすための努力を続けていく姿勢です。
この取り組みは、企業の成長だけでなく、働く人々の生活の質を向上させるものでもあります。TOPPANグループは、根底に「人間尊重」という理念を掲げ、従業員の安全と健康を最優先に考えています。
まとめ
TOPPANグループがISO45001認証を取得したことは、企業の社会的責任を果たし、持続可能な経営を目指す上で重要なステップです。今後の具体的な展開が注目される中で、労働環境の改善に向けた一層の努力が期待されています。