日本NPOセンターが新たな非営利法人向けIT支援事業を開始

日本NPOセンターが新たなIT支援事業を始動

認定特定非営利活動法人日本NPOセンター（東京都千代田区、代表理事：大島誠）は、2023年11月14日から非営利法人、特にNPO法人向けの新しいIT支援サービス「デジタルチャネル for Nonprofits」を開始します。このサービスは、NPOの組織の基礎をIT面からサポートし、社会的課題の解決や新たな価値の創出に取り組む努力を後押しすることを目的としています。

提供されるサービス内容

「デジタルチャネル for Nonprofits」では、以下の3つの主要なサービスが用意されています。

1. ITerrace（アイテラス）

このサービスでは、IT関連企業と提携し、NPO向けに製品を寄贈または特別割引価格で提供します。必要に応じて製品の技術サポートも実施しますので、NPOの皆さんは安心してIT資源を活用できます。

2. デジタル基盤強化プログラム

NPOについてのIT利用を通じた組織の基盤強化を図るために、資金支援やともに取り組む伴走支援を提供します。このプログラムは、NPOの活動を持続可能なものにするための重要なステップです。

3. NPTechイニシアティブ

このイニシアティブでは、NPOのITリテラシーを向上させる目的で、IT企業が開催するセミナーを通じて集団での活動を支援します。これにより、NPOの方々は最新の知識と技術を学び、実践に活かすことができます。

経験に基づいた信頼性

日本NPOセンターは、2009年より米国のIT支援NPOであるTechsoup Global（本部：サンフランシスコ）の日本向けパートナーとして、これまでソフトウェア寄贈仲介サービス「テックスープ・ジャパン」を運営してきました。テックスープ・ジャパンの運営がTechsoup Globalの直営に移行するのを機に、その一部のサービスを引き継ぎ、さらに拡充して提供します。これまでに、6,552団体以上のNPOに対してIT支援を行った実績があり、「デジタルチャネル for Nonprofits」はこの豊かな経験を基に設計されています。