クレディセゾンとBEDORE、セゾンコネクトAPIによる顧客対応を強化

株式会社BEDOREは、クレディセゾンの「セゾンコネクトAPI」との連携を発表しました。これにより、自動応答エンジンBEDOREが顧客情報を元にしたより精密な応対を行うことが可能となります。「セゾンコネクト」とは、クレディセゾンが提供する会員情報連携用のAPIで、顧客の同意に基づいてセキュリティを確保した上で情報を連携する仕組みです。

この連携により、特に「永久不滅ポイント」の残高に関する問い合わせがスムーズになります。例えば「永久不滅ポイントを知りたい」とBEDOREに尋ねることで、ユーザーはリアルタイムでポイント残高を確認できます。今後は、この連携がさらに拡充され、会員情報の確認内容が多様化される予定です。

BEDOREとクレディセゾンの提携は、2017年7月31日から続いており、AI技術を用いた顧客対応の自動化を推進しています。これまで、BEDOREは自動応答エンジンやオペレーターサポートシステムの開発に取り組んできました。今回のセゾンコネクトAPIへの対応も、こうした取り組みの一環です。

「BEDORE」は、特に日本語の複雑な表現に特化した業界固有の辞書を使用しており、自然言語処理技術を駆使して高精度なカスタマーサービスを提供しています。これにより、業務の自動化と効率化が期待されており、今後さまざまな業界におけるカスタマーサービスの質向上に貢献するでしょう。

さらに、セゾンコネクトはOAuth2.0およびOpenID Connectという認証方式を採用しており、顧客のデータをより安全に管理することが可能です。このシステムにより、顧客は安心して自分の情報を平易に利用できるようになります。

株式会社BEDOREは、東京都文京区本郷に所在し、代表取締役は安野貴博氏です。BEDOREは、さまざまな業界でのカスタマーサービスに特化したソリューションを提供しており、今後も自動化と業務支援に力を入れていくと述べています。