アーティスト・イン・レジデンスプログラム2024-2025にanccoが登場！独創的な展示《Dungeon｜ダンジョン》開催

エースホテル京都で開催される《Dungeon｜ダンジョン》は、注目のアーティストanccoを迎え、彼女が描く独自の世界を体感できる機会です。展示は2025年6月6日（金）から8月31日（日）まで行われ、anccoのドローイングとセラミック作品が見どころとなります。

anccoは茨城県育ちのアーティストで、幼少期から絵を描くことを日常として過ごしてきました。彼女は中学生の時に得たPCを通じて、他のアーティストとの交流を深め、イラストを描く楽しさを見つけました。その後、彼女にとって絵は成長を共にする重要な表現手段となっていきます。

2020年のパンデミックをきっかけに、anccoは新たな表現方法を模索し始めました。自宅での長期自粛生活の中、「大きな空間を埋める新たな表現がしたい」という願いから、彼女はセラミック制作に挑戦します。ドローイングを立体的に再構築することで、彼女は紙の表現から粘土へと進化を遂げます。

展示タイトル《Dungeon》には、anccoが日本やNYでの滞在制作中に体感した思考のプロセスを、まるでRPGゲームのダンジョンを探索するかのように捉える視点が込められています。この体験は、自身の内面を深く探求し、新たな自己を発見していく旅でもあります。

展示内容には、京都・京丹後で制作されたセラミック彫刻や滞在中に描いたドローイング作品が含まれており、物理的な不自由さを持つセラミックは、彼女に自由な表現の可能性をもたらしました。近年、anccoはFRPやグラスファイバーの技術にも興味を持ち始め、今後の作品展開に意欲を燃やしています。

また、エースホテル京都ではanccoがデザインした「ピクニックティー」のトートバッグと共に、特別なドーナツを提供するイベントも予定されています。この企画は、アフタヌーンティーを気軽に楽しむことを提案し、エースホテルらしい遊び心を感じさせます。

アーティスト・イン・レジデンスプログラム「AIR 2024-2025」は、新しい才能を発掘・支援するためのもので、今回のanccoによる展示は、最前線で活動するアーティストの独創的な文化を感じられる貴重な機会です。

展示を通じて、観る人々は自分自身の“ダンジョン”へと足を踏み入れ、未知なる領域を探索していくような体験ができることでしょう。彼女の作品が持つエネルギーと創造性が、見る人々をどのように魅了するのか、楽しみですね。

ぜひ、エースホテル京都で開催される《Dungeon｜ダンジョン》を訪れて、anccoのアートに触れてみてください。