キヤノンITSが新たなセキュリティ対策診断サービスを開始

キヤノンITS、新しいセキュリティ対策診断サービスを発表

キヤノンITソリューションズ株式会社（略称：キヤノンITS）は、 ITインフラサービス「SOLTAGE」の新たなセキュリティ機能として、“セキュリティ対策診断サービス”を2025年6月5日から提供することを発表しました。このサービスは、企業のシステムが抱えるセキュリティリスクを的確に把握し、効果的な対策を講じるための第一歩となります。

背景：セキュリティ攻撃の増加

近年、サーバーやネットワークへのサイバー攻撃が増加しており、企業が抱える情報セキュリティリスクは常に高まっています。これにともない、企業は自社のシステムに存在するセキュリティホールを悪用される危険性が増しており、適切な対策が急務となります。しかしながら、現実にはどこにリスクが存在するのか、どの対策を優先的に実行すべきかを判断することは容易ではありません。

サービス内容

キヤノンITSの新サービス“セキュリティ対策診断サービス”は、同社の持つ専門的な知見を活かした診断と提案を行います。専門の「サイバーセキュリティラボ」のエンジニアが、ヒアリングから報告書の作成までを含めたプロセスを一貫して担当。診断結果に基づき、具体的な対策を提案し、優先順位を設定した上で報告会を通じて説明します。

この診断サービスでは、最新の国際標準である「NIST Cybersecurity Framework 2.0」に準じた6段階の評価を行い、リスクの識別、対応、復旧に向けた体系的な分析が可能です。また、30項目以上のヒアリングを通じて、潜在的な課題を可視化し、最適な対策を提案します。

提供日と価格

このサービスは2025年6月5日から提供を開始し、料金は25万円（税別）で、診断と報告会一回を含んだ価格となっています。初期費用は必要ありません。

将来の展開

キヤノンITSは、クラウドセキュリティ分野を含む豊富なサービスラインアップを通じて、企業のセキュリティニーズに応え続ける意向を示しています。今後、この診断に基づくさらなる深い分析を提供するために、各種診断ツールの活用も予定されており、高精度な診断のメニュー追加が期待されています。

参加イベント

また、キヤノンITSはこの新サービスを紹介するため、オンラインフォーラム「共想共創フォーラム2025」を開催します。このフォーラムでは、セキュリティ対策に関する講演が行われ、個別の相談や詳細な情報を得る良い機会となるでしょう。

今後もセキュリティ対策には不断の努力が必要です。キヤノンITSは、企業の重要なデータを守るため、安心できるセキュリティ環境の提供に努めて参ります。

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