株式会社人機一体、2025 国際ロボット展に出展決定
株式会社人機一体は、2025年12月3日から6日まで東京ビッグサイトで開催される世界最大のロボット専門展「2025 国際ロボット展(iREX2025)」に出展することを発表しました。今回の出展では、前回よりも10小間増の計40小間を使用し、「それ、人機とやろう」というコンセプトのもと、協賛する10社と共に、共同展示やデモンストレーションを行います。
出展コンセプト: それ、人機とやろう。
人機一体の今回の出展では、独自のビジネスモデルである人機プラットフォームを活用し、協力企業と共同で研究開発を進めてきた成果を披露します。人机の具現化と産業化によって、物理的な苦労を軽減することを目指します。人機一体の技術を用いて、協力企業の持つ技術や現場の課題に新たな解決策を提案することが狙いです。
目玉展示: 複数のロボットを実演
1. 人機スチュワートプラットフォーム
この展示は株式会社竹中土木との共同開発によるもので、重量物の取り扱いをスムーズにすることを目的としています。特に、最新のバージョンであるver.2.0は、電動シリンダを用いた高出力かつ高剛性な構造を持ち、実際のデモでは橋梁耐震補強ブラケットの取り付け作業を行います。試作機のver.1.3でも、直接操作体験が可能です。
2. 二腕型高所作業ロボット ZIZAI ZX-3
日本信号が開発したZX-3は、高所作業をサポートするために設計されたロボットです。過酷な環境への適応力と高いロバスト性を持ち、様々な作業に対応できます。展示では、チェーンソーや樹木把持ツールを搭載し、樹木の伐採デモを行います。
3. 人機カート ver.3.0
タツタ電線と共同開発したこの重ドラム用全方向移動台車は、工場や倉庫内での重量物輸送を容易にします。新技術の採用により、高い可搬重量を実現しており、電線ドラムの搬送デモが行われます。
4. 人機並進駆動ユニット ver.6.0
株式会社椿本チエインとの共同開発によるこのユニットは、高出力と耐衝撃性を兼ね備えた電動シリンダです。展示では、ショベルのアーム部分に搭載され、耐衝撃性を体験できる展示が行われます。
多彩なステージイベント
人機一体のブースでは、スポンサー企業のプレゼンテーションや特別ゲストを招待したトークセッションなど、様々なイベントが予定されています。こうした企画は来場者との交流を深めることを目的としています。
協賛企業と連携展示
NSKとの協力により、アクティブキャスタPalGo™のトークセッションやガイドツアーが実施されます。これにより、技術に関する知識を深めることができます。
まとめ
株式会社人機一体の出展を通じて、多様で進化するロボット技術をご覧いただき、未来に向けたイノベーションを共有できる機会となることでしょう。2025年の国際ロボット展は、最新のロボット技術を体感する絶好のチャンスです。