サステナブル手ぬぐい
2024-01-31 14:00:02

WWFジャパンがサステナブルな手ぬぐいを発表!淡水生物の保護を目指す

公益財団法人 世界自然保護基金ジャパン(WWFジャパン)と一般社団法人チャートプロジェクトは、1月31日(水)より、OCS認証を取得したサステナブルな手ぬぐいをWWFジャパン公式オンラインショップ「PANDA SHOP」にて販売します。この商品は、淡水域に生息する絶滅危惧種のカバやカワウソなどが精緻に描かれ、生物多様性の回復を願う意図が込められています。手ぬぐいは、年々深刻化する淡水生態系の問題に対する啓発の一環として、両者の協働によって生まれたオリジナル商品です。

商品の特徴


新しい手ぬぐいは、オーガニックコットン100%を使用し、素材としても環境に優しい特性を持っています。OCS認証は、オーガニックな生産方法で得られたコットンが、その後の加工において通常のコットンと混ざり合わないことを保証するもので、持続可能な生産を続ける証明です。サイズは縦90cm、横35cmで、日本製のこだわりも感じられます。価格は3,520円(税込)です。

デザインと背景


手ぬぐいに描かれた生き物たちは、特に危機的状況にある淡水環境の象徴であり、デザイナーの藤田雅臣氏によって力強く表現されています。生物多様性の減少や環境に対する意識の高まりが求められる中で、この商品は消費者に考えるきっかけを提供することを目指しています。また、商品には淡水生物の現状や保護の必要性を説明したオリジナルリーフレットが同梱されており、具体的な行動を促す内容となっています。

生物多様性の現状


昨今の環境問題において、淡水域の生態系の劣化は深刻です。WWFが発表した「生きている地球レポート2022」によると、1970年から2022年の間に淡水の生物多様性は83%も減少したとされています。この状況に対処するためには、特に水資源への影響が大きいコットンの生産を持続可能な方法へとシフトさせることが鍵とされています。WWFジャパンは、手ぬぐいのような日常的な製品を通じて、消費者に環境意識の向上を促しています。

コットン製品と環境問題


コットン生産の背後には、水の使用や農薬の問題、さらには人権に関わる課題が多く存在します。特に環境負荷の大きい素材としてのコットンは、業界全体での見直しが求められています。WWFは、このようなコットンの環境課題についても啓発を行なっており、持続可能なファッションへの転換を推進しています。

WWFとPANDA SHOPについて


WWFは1961年に設立された国際的な環境保全団体で、100カ国以上で活動を行っています。日本においては「PANDA SHOP」を通じて、環境に配慮した商品を消費者に提供し、購入から得た利益は全てWWFの環境保全活動に役立てられています。サステナブルな選択を決めることで、私たちも明るい未来に向かって一歩を踏み出せるのです。

このサステナブルな手ぬぐいを通じて、淡水生物の保護に思いを馳せつつ、一緒に環境保護に貢献しましょう。

会社情報

会社名
一般社団法人チャートプロジェクト
住所
神奈川県中郡大磯町大磯636-1
電話番号

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