神奈川県情報サービス産業協会が2025年度定時社員総会を開催
2025年度の定時社員総会が、一般社団法人神奈川県情報サービス産業協会(以下、神情協)によって、6月19日に横浜市西区の横浜ベイシャラトンホテル&タワーズで開催されました。この総会では、新しい人事体制が発表され、板橋哲也副会長が新たに会長に就任し、以前の坂井満会長は名誉会長としてその役割を継続することになりました。
出席した多くの会員たちの前で、2024年度の事業報告と2025年度の予算報告が行われ、すべての議案が可決されました。また、総会の終了後には懇親会も行われ、出席者たちが交流を深める場となりました。
特に注目されたのは、女性活躍を表彰する「第19回ベスト・ワーキング・ウーマン表彰」の実施や、各大学に講師を派遣する「SE講座講師認定式」などのイベントです。これにより、神情協は女性の社会進出を推進し、IT技術の教育にも貢献しています。
坂井満名誉会長は、「今年も多くのイベントを予定しています。参加してくださる会員の皆様に感謝しています。長い間お世話になりました」と挨拶しました。一方、新体制の会長に就任した板橋哲也氏は、「当協会のプレゼンスをさらに向上させ、会員の皆様のためになる事業を推進していく所存です」と抱負を語りました。
神奈川県情報サービス産業協会は、1984年の設立以来、IT企業の健全な発展及び情報技術の向上を目指して活動を続けており、大学や専門学校との連携を強化しています。また、ダイバーシティ活動を進めるために設けられた10の委員会があり、「ITフォーラム」やSEハンドブックの発行、ITコンテストの開催など、多角的な事業に取り組んでいます。現在、約350社が会員として所属しています。
今後の展望として、神情協ではさらなる専門人材の育成や、産学連携の強化を図る方針です。これにより、地域のIT産業の発展と企業の成長に貢献し、多様な人材が活躍できる環境の構築に努めていくことが期待されています。
総会の詳細や新役員構成については、以下の通りです。
- - 会長: 板橋哲也 (株式会社エイ・シー・ティ代表取締役)
- - 副会長: 前山浩志 (デジタルコム株式会社代表取締役)、 中山いその (株式会社フューチャーネットワークス代表取締役)、 富樫和弘 (株式会社情創代表取締役社長)
- - 常務理事: 守屋光博 (ピー・アイ・スクエア株式会社代表取締役)
- - 監事: 田中勇一 (シンポ—情報システム株式会社取締役)、 三橋和夫 (東芝デジタルエンジニアリング株式会社取締役社長)
新しい役員体制のもと、今後も神情協は多様なイベントを通じて地域に貢献し、IT業界のさらなる発展を目指していきます。