外国語接客の新常識!アプリ「talkapp-i」
「talkapp-i」とは?
株式会社アクティバリューズが開発した新しいインバウンド接客アプリ「talkapp-i(トーカッピ)」が近日中にリリースされる。このアプリは、外国語の話せないスタッフでも簡単に外国人観光客への接客を可能にするという画期的なツールだ。
「talkapp-i」は、タブレットやスマートフォンで接客用の会話画面を表示し、その画面を訪日外国人に見せながらタッチ操作で会話を進めることができる。特筆すべきは、お互いの言語の音声が自動的に流れ、まるで自然な対話をしているかのようなコミュニケーションを実現することだ。
ダウンロード開始と事前申込キャンペーン
このアプリは10月からダウンロードが開始されるが、9月15日からは先着300社限定で初期費用0円の事前申込キャンペーンが実施されている。これにより、今後のインバウンド需要に向けて設備投資を抑えながら準備を進めることができる。
インバウンド市場の背景
2023年7月時点で、日本を訪れる外国人観光客の数は1400万人を超えており、政府は2020年までに4000万人を目指すと掲げている。このような背景から、インバウンド需要はますます高まっており、特に地方の中小企業はこの流れにどう対応するかが課題となっている。今や「モノ」から「コト」へと消費が移り着いているため、単に製品を提供するだけでは足りないのだ。
自動翻訳の限界
既存の機械翻訳サービスは、まだ実用性に欠けている部分が多い。例えば、電話通訳や映像通訳サービスを利用する場合、会話が間接的になるため、スムーズなコミュニケーションが難しいとされている。「talkapp-i」は、これらの問題を解決するために独自の技術を導入し、外国語接客の現場での課題を低コストでクリアすることを目指している。
主な特長
- - 低コスト: 月額980円で利用時間に制限がなく、無料でアップデートが可能。
- - 直感的な操作性: 誰でも簡単に使える設計。
- - 確実なコミュニケーション: 聞き取りやすい音声対応で、理解しやすい対話が可能。
- - オフライン動作: インターネット接続がなくても機能する。
- - カスタマイズ機能: 店内放送や会話履歴印刷など、多彩な補助機能が搭載。
- - リクエスト機能: ユーザーの要望に応じて追加コンテンツをリクエスト可能。
対応業態と対応言語
「talkapp-i」は、ホテル、レストラン、小売店、美容サロン、病院など、多くの業態に対応しており、英語、中国語(簡体、繁体)、韓国語、タイ語に加え、最大58言語まで対応できる機能を持っている。
結論
訪日外国人の需要が高まる中、アクティバリューズの開発した「talkapp-i」は、中小企業を始めとする多くの業者にとって非常に有用なツールとなるだろう。日本語を話せない訪問者に対し、魅力的で親しみやすい接客を提供することで、さらなるビジネスチャンスを創出する可能性が広がっている。事前申込キャンペーンに参加し、早めにアプリを試すチャンスを逃さないようにしよう。