カーボンニュートラルを考える初出展、Earth hacksの挑戦とは

近年、環境問題が深刻化する中、私たち一人一人の役割が問われています。特に、CO2の排出抑制は重要なテーマとなっており、企業や個人が何をするべきかを考える機会が増えています。そんな中、Earth hacks株式会社が先日開催された「カーボンニュートラルを考える2025 by SATOYAMA & SATOUMI movement」に初めて出展し、来場者に向けてCO2排出量の測定とその可視化を体験できるブースを展開しました。

このイベントは、2025年3月29日と30日の二日間、幕張メッセの国際展示場で催され、ライフスタイルの見直しを促す多くのブースが集まりました。Earth hacksは、日常生活の中で私たちが行う選択が引き起こす環境への影響を実際に数値として体験できる「デカボmyスコア」というソリューションを提供。これは、移動手段、ショッピング、住居、食事という4つの観点に基づいた12の簡単な質問に回答することで、個人の年間CO2排出量を算出するテストでした。

ブースでは、タレントが質問を朗読し、来場者自らのCO2排出量スコアを算出。その結果をボードに貼り付けるという新しい形の体験が提供されました。会場では来場者のデカボmyスコアの平均が7.05トンとなり、従来の全国平均よりも1.39トン高かったというデータも示されました。これは、移動時の排出量が少なく、ショッピングや自宅での生活において排出量が多かったということを示しています。しかし、自動車や飛行機の利用が少ないことで、移動時のCO2排出を抑制できているという点も注目されています。

イベント中、Earth hacksの代表取締役社長、関根澄人がステージに登壇し、ハロー!プロジェクトのメンバーと共に「デカボ」について学ぶ時間も設けられました。「デカボ」の名前は、脱炭素化を意味する