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無線機器のサイバーセキュリティ要件を新発行！

一般財団法人日本規格協会（東京都港区、理事長：朝日弘）は、2025年7月1日（火）に「BS EN 18031-1:2024無線機器の共通セキュリティ要求事項－第1部：インターネット接続された無線機器」の英日対訳版をリリースすることを発表しました。この規格は、インターネットに接続される無線機器向けのサイバーセキュリティ要件を定めた重要な文書です。

現在、無線機器の普及が進み、それに伴う接続性の向上は私たちの日常生活や社会に多くの利便性をもたらしています。しかし、この利便性の裏には、悪意のある脅威アクターの活動が増大し、サイバーセキュリティの脅威も深刻化しています。そのため、製造業者にはこれらの脅威に対抗するための力を強化することが強く求められています。

BS EN 18031とは？

BS EN 18031は、無線機器におけるサイバーセキュリティの要件を明確に規定した規格です。この規格は、欧州連合の無線機器指令（RE指令）に基づく整合規格とされています。これにより、無線機器が安全に運用できるための基準が整備されています。

主な要件

• - ネットワーク保護：無線機器が接続されるネットワークの安全性を確保するための要件。
• - データ保護：データの不正アクセスや漏洩を防ぐための対策を規定。
• - アクセス制御：無線機器への不正アクセスを防ぐための制御手段。

規格の詳細として、無線機器に対して定められたセキュリティ要求事項や評価基準が明記されています。これにより、製造業者は自社の製品に対してどのような対策を講じるべきかを判別できます。

価格とページ数

• - BS EN 18031-1:2024（英語版）：税込価格79,860円、A4判・186ページ。
• - 邦訳（英・日対訳版）：税込価格111,804円、A4判・370ページ。

本規格は、インターネットに接続された無線機器に関する共通のセキュリティ要求事項及び評価基準を規定し、当該機器の安全な運用を支える重要な役割を果たします。購入や詳細については、日本規格協会の公式サイトをご覧ください。

日本規格協会について

1945年に設立された日本規格協会は、標準化や管理技術の開発、普及を目的とした国内の総合的な標準化機関です。JIS規格や国際規格、JSA規格の開発を行い、さまざまな事業を展開しています。この協会は、私たちの生活を支えるための基準を提供することで、より安全で効率的な社会づくりに貢献しています。

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