近畿大学が提供する市民向けアンチエイジング講座で健康的な食生活を学ぶ

近畿大学が開催する市民公開講座のご案内

近畿大学アンチエイジングセンターは、令和7年（2025年）10月18日（土）、近畿大学東大阪キャンパスで第36回市民公開講座を開催します。この講座では、「食と栄養で彩る健やかな毎日」をテーマに、老化に伴う食べる力の低下を防ぎ、健康的に老化を遅らせる方法についての講演を執り行います。

講座の内容と目的

講座では、疾病の予防や進行を阻止することを目的とした「近大アンチエイジング弁当」の制作に携わる専門家二人による講演が行われます。この弁当は、近畿大学農学部食品栄養学科の学生によって開発され、特製のデザインは文芸学部の学生が手掛けたものです。

今年の講座では、まず近畿大学農学部食品栄養学科の准教授、木戸慎介氏が、「毎日の「食べる力」が老化を防ぐ～今日からはじめる食べるアンチエイジング～」と題して講演を行います。年齢とともに食欲が減少し、栄養素の摂取が難しくなる中で、特に重要な栄養素について、実践的で最新の知見を交えて解説します。また、参加者には、開発されたアンチエイジング弁当を試食する機会も用意されています。

続いて、株式会社からここカンパニーの小林雅代氏が「現場から見えてきた体と心の健康の条件」について講演します。食べることが体や心にどのように影響を及ぼすか、毎日を健康的に過ごすために必要な選択について、講演を通して学ぶことができます。

参加・配布情報

この講座は一般参加者を対象にしており、参加は無料です。150名の定員が設けられており、先着順での受付となりますので、興味のある方は早めに申し込むことをお勧めします。

また、講座後には近畿大学薬学部薬用植物園の見学会も予定されています。参加者は、教育的な要素を含む食と健康についての知識を深めることができる絶好の機会です。