JKK東京と東京都がタッグを組んで高齢者の健康をサポート!認知症予防イベントが盛況に開催!
東京都住宅供給公社(JKK東京)は、東京都と地方独立行政法人東京都立病院機構との包括連携協定に基づき、6月20日に多摩市で高齢者向けのイベントを共催しました。
今回のイベントは、都立病院の専門知識を活かした講座を通じて、JKK住宅や都営住宅の入居者だけでなく、近隣住民の高齢者の健康的な生活を支援し、地域コミュニティの活性化を図ることを目的として開催されました。
イベントは「人生100年、認知症を正しく知り備えよう」というテーマのもと、定員40名の枠は申し込み期間中に満席になるほどの人気ぶりでした。
専門家の講演と実践的な脳トレで認知症への理解を深める
第一部では、都立多摩南部地域病院の認知症看護認定看護師による講演が行われました。講演では、最新の認知症に関する話題や、認知症になった方の気持ちについて解説され、参加者からは「最近、物忘れが多くなって心配。相談できる場所を知りたい」といった質問が寄せられるなど、熱心に耳を傾けていました。
第二部では、同病院の作業療法士による、認知症予防に効果的な簡単な運動と脳トレが実施されました。指の運動では「あれ?うまくできないなあ」と苦笑する参加者もいれば、言葉の穴埋め問題では隣の人と答え合わせをするなど、終始和やかな雰囲気でイベントは進みました。
地域住民の健康増進を目的とした3者連携の取り組み
今回のイベントは、「東京みんなでサロン」の一環として開催されました。これは、東京都が都営住宅の集会所などを活用し、地域住民の交流の場を創出する取り組みです。JKK東京は、医療機関との連携強化を通じて、入居者の保健・医療・福祉の充実を図っています。また、都立病院は「Tokyoヘルスケアサポーター養成講座」の一環として、地域住民向けに健康に関する知識や情報を提供しています。
今後、JKK東京は、都営住宅の入居者やその近隣住民のコミュニティ活性化につながるイベントを、東京都、東京都立病院機構と連携して継続的に開催していく予定です。詳細については、JKK東京のホームページで順次公開されます。