和田俊輔の新会社「OTO.LIKO」が目指す舞台音楽の未来

和田俊輔の新会社「OTO.LIKO」が描く未来

舞台『鬼滅の刃』やハイパープロジェクション演劇『ハイキュー!!』シリーズなど、多数の人気作品で楽曲を手掛けてきた作曲家・和田俊輔が新たに設立した会社「OTO.LIKO」。同社の設立には、国産ミュージカルのさらなる浸透と海外進出を視野に入れた明確なビジョンがある。

新会社のミッション

新たなクリエーターの育成を目的として設立されたOTO.LIKOでは、和田自身の経験を基に、次代の作曲家や俳優・シンガーを育成する環境を整えている。彼は、現役の舞台作曲家として業界で必要とされる技術や知識を学ぶ機会を提供し、若手クリエーターの育成に力を入れる。

1. 作曲家の育成

OTO.LIKOでは、和田自身が現場での実務経験を通じて若手クリエーターに指導することを重視している。業界で必要とされる技術や感性を磨くため、実践的なレッスンを提供し、次世代の作曲家を育成していく方針だ。

2. 俳優・シンガーの育成

この会社では、基礎的な発声や歌唱の指導にとどまらず、各自の目的に応じたカスタマイズされたレッスンを行い、俳優やシンガーの表現力の向上を目指す。日本のエンタメシーンで活躍できる人材を育成することで、業界全体の活性化を図る。

3. 企画制作・海外進出

OTO.LIKOは、国産オリジナルミュージカルの企画・制作を進める。また、「海外ミュージカル依存からの脱却」を目指し、新たなコンテンツの展開を行うことで、日本国内の舞台・ミュージカル業界の発展に貢献する姿勢を見せている。

和田俊輔からのメッセージ

新会社設立に際し、和田は「素敵すぎる人との出会い、思いがけない大役を任せてもらったことで、自身の音楽人生がどれほどドラマティックだったか振り返ってきた。」と語る。しかし、自己満足に終わっていた感が拭えず、新しい挑戦を通じて、自分だけでなく周囲の人々のことを真剣に考える必要があると気づいたという。
自らの20年間の音楽活動を通じて得た見識を生かし、クリエーターの育成と創造的な企画制作をしていくことを誓った。

会社概要

「OTO.LIKO」は、音楽の力によって人々をつなげ、育て、共に成長していく環境を提供する場となるだろう。周囲の期待を背負って、和田は43歳からの新たな冒険を楽しみながら、音楽の可能性を広げていく。

会社名: 株式会社OTO.LIKO
所在地: 東京都渋谷区
設立日: 2021年7月27日
代表: 和田俊輔 (代表取締役)
URL: www.otoliko.com