多機能ロッカー「マルチエキューブ」に新機能搭載
JR東日本スマートロジスティクスとPackcity Japanが共同で、新しいサービスを開始します。2025年3月3日(月)から、多機能ロッカー「マルチエキューブ」にヤマト運輸の発送機能が追加されます。これにより、駅構内で荷物の受け取りだけでなく、非対面で簡単に荷物の発送が可能となります。
料金と利用時間
この新機能は、各駅の始発から終電まで利用可能で、一部のロッカーは24時間発送が可能です。対象となる荷物には「宅急便」、「宅急便コンパクト」、および「ネコポス」が含まれます。
利用方法
2つの企業が共同で開発したこのサービスを利用するには、まず対応するWEBサイトで発送に必要な情報を入力し、QRコードを生成します。その後、多機能ロッカーの操作パネルで「WEB予約済みの方はこちら宅配/商品受取・発送」ボタンをタップし、QRコードをスキャンまたは受付番号を入力します。最後に、荷物をロッカーに入れ、確認ボタンをタッチすることで発送手続きが完了します。
マルチエキューブとは
マルチエキューブでは「予約」、「預入」、「受取」、「発送」の4つの機能を1台で利用することができます。この機能によって、お客様は一つのロッカーで多彩な用途に対応でき、便利さが大幅に向上します。
ロッカーは常時施錠されているため、用户が操作中でない限り、安全性も確保されています。2025年2月28日の時点で、東京駅や新宿駅など、合計460台のマルチエキューブが設置されています。さらに、2026年度内には首都圏内で約1,000台を設置予定です。
企業の背景
JR東日本スマートロジスティクスは、駅を物流拠点とし、日常生活の時間価値向上を目指しています。また、Packcity Japanは、日本におけるオープン型宅配便ロッカーのネットワーク構築を目指しており、社会的課題の解決にも取り組んでいます。
このような革新が、私たちの生活をより一層便利にし、駅の利用価値を高めていくことが期待されます。今後も両社の動向に注目です。