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HTCが日本市場に新たな風を吹き込む

携帯電話業界に新たな道を切り拓く動きが始まります。兼松コミュニケーションズがHTC製のSIMロックフリースマートフォン「Desireシリーズ」の国内販売をスタートしました。日本市場向けに発表されたこの製品は、特に注目されているSIMフリー市場への参入を果たすものです。

Desireシリーズの特長

「Desireシリーズ」には、特に注目の2つのモデル、Desire EYEとDesire626が用意されています。Desire EYEは、1300万画素のインカメラを搭載し、防水・防塵性能も有するため、特に自撮り愛好者にとって嬉しい機能が詰まっています。これに対してDesire626は、シンプルながら洗練されたデザインが特徴で、誰にでも使いやすい仕様となっています。いずれのモデルもNFC機能を備えており、最新のAndroidスマートフォンとして多様な周波数帯域に対応しています。

兼松コミュニケーションズの役割

この新製品の販売にあたって、兼松コミュニケーションズは全国の大手家電量販店、Amazon、さらに国内MVNOへの卸販売に取り組むとともに、HTCオンラインショップ（e-shop）での直販も行うことにしています。これにより、幅広い顧客層にアプローチし、既存のキャリア携帯サービスに新たな選択肢を提供することを目指しています。

女性や若年層へのアプローチ

兼松コミュニケーションズは、端末流通の役割に留まらず、HTC社との密接な連携を支えに、MVNO事業者とのアライアンスも推進しています。特に、SIMロックフリー端末購入へのハードルを感じる若年層や女性層に焦点を当てた、わかりやすいパッケージサービスの提供を計画しています。また、法人市場への展開や海外SIMの使用を想定した企画開発も進めています。

国内市場の活性化への寄与

変化する市場ニーズに応え、新たな選択肢をユーザーに提供することが、国内市場の活性化につながると考えています。このような革新により、品揃えが一層充実し、手に取りやすい価格であることが求められる現代において、人々の日常を豊かにする製品の登場が期待されます。

すでにHTCは世界各国で多くの通信事業者に端末供給を行なっており、各国のニーズに応じた製品提供で評価を受けてきました。ついに日本市場でもその潮流が始まることでしょう。今後の展開に目が離せません。

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