シエラレオネの家庭料理を楽しむ交流会が秋葉原で開催！

シエラレオネの家庭料理を楽しむ交流会

近年、日本でも多文化共生が進められている中、シエラレオネ共和国の文化を直接体験できるイベントが8月31日に秋葉原で開催されます。特定非営利活動法人である「Alazi Dream Project」（通称：NPO法人アラジ）が主催するこの交流会では、シエラレオネのソウルフード「キャッサバリーフシチュー」を楽しむことができる貴重な機会です。

「キャッサバリーフシチュー」とは

シエラレオネの伝統料理であるキャッサバリーフシチューは、現地の特産品であるキャッサバの葉を使用した煮込み料理です。独自の風味を持つこの料理は、現地の人々にとって、家庭の味そのもの。一口食べることで、その土地の食文化に触れることができるでしょう。

イベントでは、エビやピーナッツで味付けされているため、アレルギーのある方は注意が必要ですが、お酒を含む各種飲料も提供されるので、美味しい料理と共に楽しいひと時を過ごせます。また、参加は個人でも友人同士でも受け付けており、気軽に参加できるのが魅力です。

国際交流を促進

このイベントは単に食事を楽しむだけではありません。シエラレオネにおける教育支援活動や、女の子の妊娠・出産による教育機会の喪失といった課題についても触れられる予定です。シエラレオネは、少子高齢化の日本とは異なる社会問題を抱えています。教育資源が不足する中、NPO法人アラジは教養の機会を保障するための活動を行っています。参加者は、料理を楽しむことを通じて、その背景にある問題を知ることができ、国際活動の第一歩を踏み出すことができるでしょう。

アラジの活動内容とその支援の輪

アラジは、シエラレオネの貧困問題を根本から解決するために、教育機会の提供に取り組んでいます。毎月1,500円の寄付で、女の子が1人新たに学校に通えるようになるプロジェクトが進行中です。これは、シエラレオネでは多くの女の子が妊娠により学校を辞める現実を受けての取り組みです。アラジは、性的教育の普及や、復学支援を通じて、彼女たちが夢を追える社会作りを目指しています。