和食を楽しむ新しい形
株式会社世桜は、大阪市を拠点に、独自の体験型和食ブランド「世桜」を展開しています。最近、同社はインバウンド特化型の戦略を強化し、日本・ベトナムで合計10店舗の運営体制を整えたことを発表しました。これにより、来店客の90%以上を訪日外国人が占める店舗も存在し、和食をただ食べるだけでなく、日本らしさを五感で体験できる場所として人気を集めています。
「食べる」から「体験する」へ
世桜のコンセプトは、「一生に一度かもしれない日本旅行を特別なものにする」ことです。この理念を基に、単なる飲食の枠を超えた体験設計を実施しています。例えば、来店客自身が手巻き寿司を作れる体験や、土鍋でご飯を炊き上げるライブ演出、鰻や牛カツを提供する際の音や所作を演出することなど、味覚だけでなく視覚や聴覚、嗅覚、触覚にも訴える体験が展開されています。これにより、多くの客がSNSでの共有を行うことが促進されています。
ブランドの標準化と5つの価値
世桜では、すべての店舗が一定の品質を保つことを目的に、5つの価値に基づいて運営されています。これには、商品価値(器や盛り付け、味、清潔感)、接客価値(日本らしい所作の体系化)、雰囲気価値(空間、BGM、照明の設計)、イメージ価値(SNSでの世界観の形成)、体験価値(圧倒的な満足度を提供する)といった要素が含まれます。このアプローチによって、誰が運営しても“日本品質の体験”を提供できる体制が整っています。
海外展開とフランチャイズの拡大
現在、世桜は日本国内(大阪、京都、山梨)およびベトナムでの店舗展開を行っています。今後は東京を含む主要観光地や海外店舗の展開を予定し、体験設計を基にフランチャイズ展開も進める方針です。この新しい和食ブランドモデルに対する加盟希望者からの問い合わせも増加しており、世桜は急速に成長しています。
世桜本部のコメント
世桜の代表取締役、高原彰人氏は、「料理を通して日本の文化を体験してもらうことが私たちの使命です」と述べています。世界中に広がる“Japanese”レストランの中で、世桜が「日本に来た理由となる店」であり続けるために、さらなる体験価値の向上に努めるとしています。
今後の展望
世桜は、今後も訪日外国人のニーズに応じたサービス強化、体験型コンテンツの拡充、海外フランチャイズの展開を進め、世界規模での和食体験ブランドとしての地位を築いていく考えです。
現在の店舗一覧
- - 日本料理世桜本店(大阪)
- - 牛カツ世桜長堀橋店(大阪)
- - 手巻き寿司世桜難波店(大阪)
- - 寿司世桜心斎橋店(大阪)
- - 日本鰻世桜富士山店(山梨)
- - 牛カツ世桜富士山店(山梨)
- - 牛カツ世桜ファンケビン店(ベトナム)
- - 日本鰻世桜ホーチミン店(ベトナム)
- - 日本鰻世桜京都祇園店(京都)
- - 日本鰻世桜長堀橋店(大阪)
出店予定・準備中の店舗
- - 日本鰻世桜浅草橋店(3月OPEN予定)
- - 和牛世桜(準備中)
- - 日本茶世桜(準備中)
- - ラーメン世桜(準備中)
- - ベトナム新店舗(業態未確定)
このように世桜は、和食を通じて日本の良さを再認識させるとともに、今後のグローバル展開に向けた強固な基盤を築いていくことでしょう。