半導体メディア『LightsWill』がWebグランプリ受賞、障害者にも優しいサイト構築への取り組み

半導体メディア『LightsWill』、Webグランプリで栄光の受賞

株式会社インフォバーンが運営支援を行い、ソニーセミコンダクタソリューションズ株式会社の協賛のもとに設立された半導体専門メディア『LightsWill（ライツウィル）』が、最近開催された第12回Webグランプリで「アクセシビリティ賞」の優秀賞を受賞しました。この賞は公益社団法人日本アドバタイザーズ協会デジタルマーケティング研究機構が主催するもので、ウェブサイトの健全な発展を促すことを目的とした表彰です。

アクセシビリティの重要性

「Webグランプリ」は、ウェブサイトにおける優れた取り組みを評価するもので、主に企業や個人の功績が顕彰されます。『LightsWill』はその「企業グランプリ部門」でアクセシビリティ賞を受賞したことで、障害を持つ方々に配慮した情報提供サイトとしても強くアピールしました。この受賞は、ウェブアクセシビリティチェックツールによるスコア評価、専門家による審査、さらに障害者有識者の審査を経て選ばれた結果であり、まさに注目に値する成果です。

評価基準には、シンプルな構造による視認性の良さや、直感的な操作が可能なわかりやすいデザインなどが含まれており、視覚だけではなく、誰でも使いやすいサイト作りが評価されました。

受賞式とインフォバーンの役割

贈賞式は2024年12月5日に行われ、小川史郎さん（SSSの経営戦略部門部門長）が受賞コメントを寄せました。「このたび、アクセシビリティ賞において優秀賞という名誉ある賞を受賞でき、大変光栄に存じます。」とし、半導体業界の魅力を広めるために今後も尽力する姿勢を表明しました。

小川さんは、次世代の技術者たちへの情報発信を通じて、誰もが平等にアクセスできるコンテンツ作りを推進していくことが重要であると強調しています。特に、インフォバーンによるサイト構築のサポートが可能にしたこの実現は、多くの人々にとって価値ある情報源となるでしょう。

『LightsWill』の役割

『LightsWill』は、クリエイティビティとテクノロジーをテーマに、半導体の未来を語る専門メディアとして活動しています。このメディアは、技術者やクリエイターに光を当て、彼らの取り組みや最先端技術を通じた未来の可能性を目的としたさまざまなコンテンツを提供しています。特に、エンタテインメントやモビリティ、スマートシティといった多種多様な分野を支えるイメージング＆センシング技術の最新の動向を発信し、半導体に関する興味を喚起することを目指しています。

インフォバーンとソニーセミコンダクタソリューションズ

インフォバーンは企業の社会的価値向上を目指し、1998年の創業以来、「編集」と「デザイン」を基盤に企業の課題解決に取り組んできました。彼らはオウンドメディアの制作・運営のみならず、製品やサービス開発、人材育成など、多様なニーズに応じたサポートを提供しています。

一方、ソニーセミコンダクタソリューションズは、イメージセンサーを主力とし、さまざまな半導体デバイス事業を展開するデバイスソリューションカンパニーです。技術の力で新たな価値を創造することを理念に掲げ、業界におけるリーダーシップを発揮しています。

今後の展望

この受賞を契機に、『LightsWill』はさらなる成長を目指し、半導体業界の発展に努めることが期待されています。インフォバーンとSSSは、今後も協力し合いながら、さまざまな世代に向けてより良い情報提供を続けていくことでしょう。ウェブアクセシビリティに配慮した取り組みを通じて、より多くの人々に半導体の魅力が伝わることを願っています。