アフリカ開発会議で探る日本のリーダーシップとNTDs対策

アフリカ開発会議での重要なセミナーの開催

2025年8月20日、神奈川県横浜市のパシフィコ横浜にて、特定非営利活動法人SDGs・プロミス・ジャパン（SPJ）が主催し、AUDA-NEPADおよびUniting to Combat NTDsとの共催で「UHCの促進とNTDs制圧における日本のリーダーシップとパートナーシップ」というテーマのセミナーが開催されます。

このセミナーは、アフリカ開発会議（TICAD9）の公式サイドイベントとして位置づけられており、第9回目の開催にあたります。セミナーの時間は18:00から19:30までで、参加者にはアフリカや日本の開発リーダー、政府関係者、若手活動家などが含まれ、多岐にわたる知見が得られる貴重な機会です。

NTDs制圧に向けた日本の役割

メインの焦点となるのは、「顧みられない熱帯病（NTDs）」の根絶に向けた取り組みです。コロナウイルスの影響が続く中、NTDsを抑えることが健康と持続可能な開発にどれだけ寄与するのか、多くの参加者が意見を交わします。本イベントでは、以下のような重要なトピックが議論される予定です：

- 日本が国際的に推進してきた保健の公平性を目指す支援
- アフリカにおける感染症根絶のための取り組みとその意義
- NTDsへの投資の重要性

これらの問題を深く理解することは、日本およびアフリカの持続可能な開発において欠かせない視点です。特に、「UHC（Universal Health Coverage）」の推進は、全ての人が平等に健康な生活を送るために必須の要素です。

セミナーの登壇者

このセミナーには、アフリカ開発におけるリーダーたちが登壇します。ナードス・ベケレ＝トーマス閣下（AUDA-NEPAD最高経営責任者）、イサトゥ・トゥレイ博士（ガンビア共和国副大統領）、国井修博士（グローバルヘルス技術振興基金CEO）、エリザベス・ジュマ博士（世界保健機関WHOチームリーダー）、ナナティ・ジェマル・アリエ博士（国際一次医療研究所アドボカシー担当官）など、アフリカと関わる国際的な専門家たちが集結します。