航空機エンジンのDX
2026-02-02 12:17:21

航空機エンジンの効率化を目指す新たなDXシステムの運用開始

航空機エンジン検査のデジタル化を推進



株式会社クレスコ、日本航空株式会社(JAL)、株式会社JALエンジニアリング(JALEC)は、共同で新しい航空機エンジンの検査システムの運用を開始しました。この新システムは、内視鏡を使用したボアスコープ検査時に撮影された動画から、タービンブレードの画像を自動的に抽出し、クラウド上で管理することが可能です。

システムの目的と機能


この画期的なシステムにより、過去の検査データを時系列で比較することが容易になり、損傷の自動識別が実現します。また、整備品質の向上だけでなく、作業効率も飛躍的に改善されると期待されています。さらに、経験豊富な整備士のノウハウを可視化し、若手技術者への技術伝承にも寄与することができます。

予測整備の実現へ


日々蓄積される検査画像データとエンジンの運航中に得られる実データを組み合わせることで、故障の兆候を早期に捉える「予測整備」を実現することを目指しています。この新しいアプローチにより、従来の定期整備や事後保全の枠を超えた、データに基づく整備の必要性とタイミングの判断が可能になります。

共同研究の経緯


本システムは、2019年からクレスコとJALグループが共同研究を進めてきたボアスコープ検査支援ツールを基に発展させたもので、WEBアプリケーションとして構築されました。JALECは今後もこのシステムを中心に、継続的なデータ収集と高レベルの解析を通じて、故障リスクの評価や整備計画の最適化を図っていく予定です。

安全運航への貢献


JALECは、「ゼロゼロ100」(イレギュラー運航ゼロ、飛行中の故障ゼロ、定時出発率100%)を理念に、エンジン内部の検査データを分析・活用することをさらに強化していきます。クレスコ、JAL、JALECの三社は、現場の知識とデジタル技術を融合し、航空機の安全性を向上させるための取り組みを今後も続けていく方針です。

両社のコメント


Q&A形式でご紹介します。まず、JALECのエンジン整備センター長の花井直人氏は、「お客様に安心してJALのフライトをご利用いただくため、貢献できるシステムであると確信しています」とコメント。また、クレスコの寺村孝幸取締役は、「AI技術の活用を進め、航空業界のDXをサポートできることを光栄に思っています」と述べています。

この新しいシステムは、航空機整備の未来を形作る重要な一歩であり、各社が協力して推進することに期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社クレスコ
住所
東京都港区港南2-15-1品川インターシティA棟26階
電話番号
03-5769-8011

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