株式会社デンケン、ペロブスカイト太陽電池評価サービスを開始！

株式会社デンケン、次世代太陽電池の特性評価測定サービスをスタート

株式会社デンケンは、次世代の太陽電池技術として注目されるペロブスカイト太陽電池の特性評価測定サービスを、2024年4月1日から提供開始することを発表しました。日本国内でのカーボンニュートラルの実現に寄与することを目指し、同社は新たなサービスを展開します。

ペロブスカイト太陽電池とは

ペロブスカイト太陽電池はその高い変換効率に加え、低コストでの製造が期待できる次世代型の太陽電池です。しかし、従来の太陽電池よりも測定応答性が遅く、様々な電気特性評価に対応するための測定方法が未整備の状態でした。この課題に対し、デンケンは特性評価の仕組みを整え、スムーズな量産化をサポートすることを決定したのです。

測定サービスの内容

特性評価測定サービスは、デンケンの本社工場である大分県由布市で行われます。ここでは、ペロブスカイト太陽電池の量産試作品を持ち込むことができ、同社が所有するソーラーシミュレーターとIVテスタを使用して、測定応答性を確認しながらお客様と共に測定条件を設定します。このプロセスを通じて、より正確な特性評価が可能になります。

会社の実績とノウハウ

株式会社デンケンは、太陽電池検査機メーカーとして国内トップクラスの実績を持ち、数多くの太陽電池メーカーや研究機関に特性検査機を提供してきました。豊富な経験と技術を背景に、ペロブスカイト太陽電池の特性評価についても顧客に寄り添ったサービスを展開します。これは、次世代エネルギー技術の進化と普及に向けた重要な一歩です。