フィールドセールス向けAI機能を加速するUPWARDの資金調達成功

UPWARDが新たな資金調達を実施

UPWARD株式会社（以下、UPWARD）は、2023年に約11.7億円の資金調達を行ったことを発表しました。今回の資金調達には、新規投資家である株式会社ジェイ・グロースが運営するRJバリューPlus 1号投資事業有限責任組合、既存投資家の日本ベンチャーキャピタル株式会社が運営するNVCC10号投資事業有限責任組合、さらに米Salesforce, Inc.の投資部門であるSalesforce Venturesが参加しました。この調達により、UPWARDはフィールドセールス向けAI機能の開発と特定業界に最適化したソリューションパッケージの開発を加速していく計画です。

資金調達の目的と詳細

今回の資金調達は、フィールドセールス向けに最新技術を取り入れたAI機能の開発を進めるための重要なステップとなります。UPWARDが開発する位置情報技術を用いたフレームワークとAI利用により、セールス活動を効率的かつ効果的に行うためのプラットフォームを構築し、顧客との接点を強化することを目指します。インダストリーに特化した機能を持つソリューションパッケージの提供に向け、さらなる研究・開発が行われるでしょう。

フィールドセールス支援サービス「UPWARD」の特徴

「UPWARD」は、外回り営業に特化したAIをベースとした営業支援サービスを提供しています。自社で特許を取得したジオフェンシング技術を用いることで、顧客接点を自動的に記録します。この技術は、フィールドセールスが顧客に訪問する際に、その訪問データをスムーズに収集し、管理できるという利点があります。導入が進んでいる企業は400社以上にのぼり、次世代の営業デジタルトランスフォーメーション（DX）基盤として評価を得ています。

業界特化型のソリューションの提供

UPWARDでは、フィールドセールスによる顧客接点活動の記録を、自動化するためのシステム開発に注力しています。これは、営業担当者がこのデータ記録にかかる手間を軽減し、その分顧客との対面でのやり取りや、新規顧客獲得に注力できるようにするためです。UPWARDは、特に業界やビジネスのニーズに合ったソリューションを提供することで、他の競合との差別化を図っています。これにより、企業は顧客満足度を向上させ、売上の最大化を実現することが期待されます。

今後の展望

UPWARDは、資金調達を通じてさらに技術革新を進め、その成果を顧客に還元していく方針です。今後も、AI技術を駆使してフィールドセールスの業務に革命をもたらし、働く人々がより効率的に成果を上げられる環境を提供し続けるでしょう。すでに多くの大手企業に導入されているUPWARDは、今後の展開が非常に楽しみな企業の一つです。詳細なサービス内容や最新情報はUPWARDの公式サイトで確認できます。

UPWARD株式会社について

UPWARD株式会社は、フィールドワーカーの創造性を引き出すことを目的に、営業支援サービス「UPWARD」を開発・提供しています。テクノロジーを駆使し、モバイル一つで業務を行える環境を整えることで、勤務地や状況にとらわれずに活躍できる世界の実現を目指しています。会社の詳細やサービスについては、こちらからご覧ください。