うつ再発予防のためのMBCT講師養成トレーニングについて

うつ再発予防の新しいアプローチ：MBCT講師養成トレーニング

マインドフルネス認知療法（MBCT）は、うつの再発防止を目的とした有効なプログラムです。この度、MBSR（マインドフルネスストレス低減法）講師向けのMBCT講師養成トレーニングが2026年に開催されることが発表されました。

トレーニングの概要

この5日間の集中トレーニングは、MBSRトレーニングを修了した方を対象にしています。MBCTは、マインドフルネスの手法と認知療法を組み合わせたアプローチで、うつ病の再発予防に特化しています。海外の研究においては、抗うつ薬に匹敵する効果が確認されており、イギリスでは国家機関が優先的に採用すべき手法として推奨しています。毎年、数十名の講師を育成するための資金も計上されているほどの重要なプログラムです。

スケジュール

- モジュール1: 2026年2月13日（金）〜2月15日（日）
- モジュール2: 2026年2月28日（土）〜3月1日（日）
- モジュール3: 2026年3月8日（日）

内容についてのさらなる情報は、公式サイトをご覧ください。

対象者

今回のトレーニングは、以下の方々を対象にしています：

- MBSR講師トレーニングを修了された方
- MBCT講師トレーニングを受講し直したい方

また、MBSR講師養成トレーニング自体は、2025年11月からも実施予定です。MBSRはストレスや痛みの緩和に有効な方法として、医療機関でも取り入れられています。

インターナショナルマインドフルネスセンタージャパンとは

インターナショナルマインドフルネスセンタージャパン（IMCJ）は、日本でのマインドフルネスの普及を目指し、学術、医療の専門家が互いに交流できる場を提供しています。IMCJは、ドイツにおけるマインドフルネス研究機関であるInstitute of Mindfulness-Based Approachesと提携し、さまざまなトレーニングコースを開催しています。現在までに1期から4期までの講師養成講座が完了し、5期も開講中です。

詳しくは、IMCJの公式ウェブサイトをご確認ください。さまざまなトレーニングコースが提供されており、専門家の学びの場が整っています。