COACH A summit 2025が東京で開催
2025年10月17日(金)、東京のグランドハイアットにて、株式会社コーチ・エィが主催する「COACH A summit 2025 変革の重力を、どう超えるか」が盛況のうちに開催されました。このサミットは、初めてコーチ・エィが顧客を招待して行ったイベントであり、コーチングを実践している企業の事例を共有することを目的としていました。当日は大手企業の経営者や人事の責任者などが約200名集まり、組織変革やリーダーシップを巡る価値ある対話が繰り広げられました。
開催の背景
コーチ・エィは1997年に設立されて以来、リーダーシップ育成と企業の組織変革を支援してきました。最近、多くの企業がリーダー育成や組織変革に注力している中、「変革の重力」という、現状維持に対する抵抗や変化への抵抗をどのように克服するかというテーマが共通の課題として浮かび上がっています。このサミットは、実際に変革を進めている企業同士が経験をシェアし、知見を深めるための貴重な「対話の場」を創出するために企画されました。
当日の様子
イベント当日は、参加者間での活発な意見交換が行われ、さまざまな視点から新たな気づきや化学反応が生まれる場となりました。基調講演では、宇宙飛行士で東京大学特任教授の野口聡一氏が登壇し、「宇宙飛行士のチームビルディング」というテーマで講演を行いました。彼は、極限環境での多様な専門家たちがどのようにチームを形成し、信頼を構築するかについて明快に語りました。
その後の「ベストプラクティス アワード」では、コーチングを取り入れている3社のリーダーが実績を発表しました。三菱食品の常務執行役員・山口氏は、「主体的なリーダーを増やすことによる組織変革の重要性」を強調しました。パナソニックエナジーのCHRO・三木氏は、未来のリーダー育成とタレントマネジメント戦略について語り、エクシオテックの古川氏は「エクシオOneTeam実現に向けた組織変革の挑戦」についての見解を共有しました。
ラウンドテーブルセッションでは、これら発表を踏まえ、参加者同士が意見を交わし、組織文化やリーダー像に関する対話が行われました。このようなセッションを通じて、各企業が直面する「変革の重力」や、解決策についてのヒントを引き出し、今後の行動に繋げるための貴重な経験を得る機会となりました。
ウェビナー配信について
このイベントの一部登壇内容を後日ウェビナー形式で配信する予定であり、詳細なイベント報告も公開されることが予定されています。これにより、参加できなかった人々にも有意義な情報を届けることができます。
まとめ
COACH A summit 2025は、リーダーシップと組織変革に関心のある企業関係者にとって、有益な情報交換と学びの場となりました。コーチ・エィは今後も、企業の成功に向けて支援を続け、その先駆的な取り組みを推進していくことでしょう。