『美術の物語ポケット版』が待望の登場！美術史の名著を持ち歩こう

世界の美術ファン待望の一冊

2024年10月18日、株式会社河出書房新社からエルンスト・H・ゴンブリッチの名著『美術の物語ポケット版』が発売される。この書籍は、1950年の初版以来、世界中で愛され続け、読むべき美術関連書籍の一つとして広く認知されている。2023年現在、日本を含む35か国で発行され、その累計部数は800万部を超えている。

その魅力は、ただ単に美術の知識を提供するだけでなく、芸術作品の背後にある歴史や文化を豊かに描写し、読者に深い理解を促す点にある。著名な美術史家である高階秀爾氏は、「歴史の流れの中に、作品の魅力をくっきりと浮かび上がらせる」と評価しており、作家の原田マハ氏も「アートは君の友だちなんだよ。この本がそう教えてくれた」と振り返っている。また、ホビーとしての美術鑑賞だけでなく、学問としての側面も強調されており、入門書としても最適である。

ポケット版の特長

この度発売されるポケット版は、従来の大判版からサイズダウンし、持ち運びやすさを重視して設計されている。ポケット版の表紙は鮮やかな黄色が特徴的で、内部は高品質な紙を用いているため、頑丈ながらも美しい外観を保つことができる。また、ページ数は従来の668ページから1048ページに増え、さらなる情報が追加されている。

この新しい『美術の物語ポケット版』には、特別にデザインされたしおり紐が2本付属しており、テキストと図版を簡単に行き来できる工夫も嬉しいポイントだ。読む際に不自由さを感じさせず、アートの魅力を存分に堪能できることであろう。