t-Sortで物流革新
2019-11-21 10:02:31
物流自動化の新たな一歩!t-Sortによる効率的なアパレル輸送システム
物流自動化の新たな一歩!t-Sortによる効率的なアパレル輸送システム
プラスオートメーション株式会社は、アパレル製品の物流自動化に向けて革新をもたらすサービスを提供しています。その名も「t-Sort」。このソーティングロボットシステムは、倉庫内での物品搬送を自動化し、仕分け作業の効率を大幅に向上させることができます。特に、プラスオートメーションが提供するこのサービスは、Robot as a Service(RaaS)として展開され、初期導入コストを抑制しながら利用開始が可能です。
t-Sortの特徴とメリット
「t-Sort」は小型の無人搬送車(AGV)を活用した次世代型ソーターシステムであり、少人数で短期間に大量の仕分け作業を実現します。従来のソーターと比べ、柔軟性があり、システムの処理能力を必要に応じて調整できることが特徴です。また、圧倒的な短リードタイムでの導入が可能で、最短2カ月で実施できます。これは、初期の投資を大幅に軽減し、27%以上の省スペースを実現するという圧倒的なスピード感を持っています。
自動化のニーズと課題
物流業界における自動化の導入は、労働力不足や業務効率の向上を図るために不可欠です。しかし、初期導入コストの高さや、設備の陳腐化リスク、適切な設備の選定が難しいといった課題が山積しています。プラスオートメーションは、これらの問題に対処すべく、幅広いロボットサービスを提供し、オペレーションの課題解決を目指しています。
実際の導入事例
実際の導入例として、株式会社ジュンにおけるt-Sortの使用が挙げられます。ジュンでは、アパレル商品の店舗配送をt-Sortによって自動化し、効率化を実現しました。具体的には、試験運用を通じて既存の設備と比較して30%以上の作業効率向上が見込まれており、2023年12月から正式に導入予定です。このように導入に際して初期費用はかからず、ロボット本体、システムインテグレーション、維持管理を一括で提供することが魅力です。
今後の展開
プラスオートメーションは、t-Sortの他にも、Rapyuta Roboticsとの協力により、共同開発したピッキングソリューション「PA-AMR」の提供を計画しています。このシステムも、人的リソースを要する業務の自動化を可能にし、顧客のニーズに応えます。特に、クラウドロボティクスを導入することで、群制御AIによる効率的な作業が期待されており、今後の物流業界においてますます注目が集まるでしょう。
まとめ
プラスオートメーションは、今後もt-SortやPA-AMRをはじめ、多様な物流向けロボットを用いて柔軟な自動化ソリューションを提供し、物流業界の進化を推進していくつもりです。国際的な競争が激化する中、こうしたテクノロジーの進化が、物流市場における強力な武器となることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
プラスオートメーション株式会社
- 住所
- 東京都江東区大島3-1-6オリコム城東センター
- 電話番号
-
03-6206-6603