物流ドローンの新時代到来!ACSLが革命的な自律飛行を実現
近年、ドローン技術の進化が目覚ましい中で、特に物流分野での活用が注目されています。株式会社自律制御システム研究所(ACSL)は、このドローンを活用した物流の未来に対し、新たな一歩を踏み出しました。
ACSLが発表したのは、レベル3の自律飛行を実現したセルラードローンです。このドローンは、LTE通信を用いることで広範囲においてデータや映像を伝送する能力を持ち、長距離移動を可能にします。これにより、従来の通信機器と比べて、送り物の増量や飛行距離の拡大が図れるようになります。
特に物流が求められるのは、物資を迅速に届けることです。そのためには、高速かつ遅延が少ないデータ通信環境が必須です。ACSLのセルラードローンは、こうしたニーズに応える形で設計されています。受信電力の最適化機能が搭載されており、この機体はドコモと日本郵便の協力のもと、実際の郵便局間輸送にも用いられました。福島県内の小高郵便局から浪江郵便局間の約9kmの飛行を行い、安定したデータ伝送を検証しました。
この実用化試験は、2019年3月5日にドローンの飛行が行われ、3月11日にはモバイルネットワークへの影響確認が完了。この検証により、ドローンによる自律飛行が現実となったことが確認され、多くの期待を集めています。今後、ドローンを用いたデリバリーが広がり、物流が一層便利になる未来が待ち望まれます。
セルラードローンの進化と実用化は、物流業界に革命をもたらす可能性が高いです。日常生活にドローンが身近になる日も遠くないかもしれません。テクノロジーの進化を通じて、より快適で効率的な物流システムの構築が期待されています。
会社情報
- 会社名
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株式会社ACSL
- 住所
- 東京都江戸川区臨海町3-6-4ヒューリック葛西臨海ビル2階
- 電話番号
-
03-6456-0931