名古屋の特別展「鳥」
2025-03-04 17:07:18

名古屋市科学館で開催される特別展「鳥」 出会いの場となる最新研究の成果

名古屋市科学館特別展「鳥」開幕のお知らせ



名古屋市科学館が誇る特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」が、2025年3月15日(土)から6月15日(日)まで開催される。この展覧会では、ゲノム解析に基づく最新の研究成果をもとに、鳥類の進化を楽しく学於くことができる内容となっており、様々な標本や展示が用意されている。

展示内容



1. 圧巻の400点以上の標本


本展では、古今東西の様々な鳥が一堂に集結し、400点以上の標本が展示される。一般の来場者から鳥に詳しい専門家まで、幅広い人々が楽しめる内容で、普段見ることのできない珍しい鳥や絶滅してしまった種の標本も含まれ、鳥たちの多様性と魅力を伝えることを目指している。

2. ゲノム解析を踏まえた新しい視点


本展の特筆すべき点が、ゲノム解析という最新の研究を基にした新しい鳥類の系統に関するアプローチである。「ハヤブサはタカよりもインコに近いのか?」など、科学的な視点からの新たな発見が得られる。また、会場は分類学上の「目」に基づいたレイアウトが施され、訪れた人々は鳥の進化について深い理解を得ることができる。

3. 特集コーナーでの深掘り情報


特に見応えのある企画として、5つの「特集」コーナーが設けられ、各テーマに沿った展示が行われる。テーマは「絶滅」「翼」「猛禽」「ペンギン」「フウチョウ」で、それぞれの鳥類の生態や進化を深掘りする内容となっている。加えて、「サギ類の多様な採食方法」など、15の「鳥のひみつ」が公開され、訪問者に新たな知識を提供する。

4. 絶滅種や貴重な標本の展示


環境保全の重要性にも触れ、すでに絶滅してしまった鳥や、絶滅危惧種のはく製も展示される。特に日本では絶滅した「キタタキ」や「トキ」などの標本を見ることができ、来場者は自然環境について考える貴重な機会を得られるだろう。

5. 名古屋展限定の展示


名古屋展では、地域に根付いた鳥に焦点を当てた展示も行われる。名古屋コーチンを生み出した養鶏場の歴史や、藤前干潟の水鳥の多様性を紹介する。また、この地域で観察できる野鳥の見どころも紹介されるので、家族連れや鳥好きの方には嬉しい情報が満載。

開催概要


  • - 名称: 特別展「鳥~ゲノム解析が解き明かす新しい鳥類の系統~」
  • - 会期: 2025年3月15日(土)~6月15日(日)
  • - 休館日: 毎週月曜日、第3金曜日、5月7日(水)
  • - 開館時間: 9:30~17:00(入場は16:30まで)
  • - 会場: 名古屋市科学館(愛知県名古屋市中区)

この機会に、最新の科学を通じて鳥類の魅力に触れる特別展へと足を運んでみてはいかがだろうか。鳥たちの不思議な世界が、あなたを待っている。


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会社情報

会社名
株式会社中日新聞社
住所
愛知県名古屋市中区三の丸一丁目6番1号  
電話番号
052-201-8811

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