IIJ、海外向けにクラウド型ファイアウォールサービスを開始
インターネットインフラの革新を続けるIIJ(インターネットイニシアティブ)が、7月1日から新たに海外拠点向けファイアウォール運用管理サービス「IIJ Firewall Management Service(IFMS)」にクラウド型のメニュー「IFMS Cloud」を追加しました。このサービスは、企業が海外拠点において安全なネットワーク環境を維持するための強力な武器となり得ます。
クラウド型ファイアウォールの特徴
「IFMS Cloud」は、クラウドサービスとしてファイアウォール機能をフルマネージドで提供します。これにより、企業は拠点側での機器の設置やネットワーク構成の変更を行うことなく、簡単にセキュリティを強化することが可能です。特に、海外拠点の運用負担を軽減しつつ、高度なファイアウォール機能を利用できる点が大きな魅力です。
さらに、「IIJプライベートバックボーンサービス(PBB)」との接続により、海外拠点と国内環境をシームレスに結ぶことができるため、国際的なWANとしても利用することができます。これは、セキュアな通信が求められる企業にとって非常に有用な機能です。
運用負担の軽減
従来、海外拠点ではセキュリティ専門人材の確保や運用体制の構築が難しく、ファイアウォールの運用には多くのリスクが伴いました。しかし、「IFMS Cloud」はファイアウォールの初期設定から運用監視、障害対応までを全てIIJが一括して行うため、企業側での運用負担を大幅に軽減します。
これにより、企業は本業に専念でき、ITリソースをより戦略的に活用できるようになるでしょう。特に、IIJのグローバルサポートセンター(マレーシア)が24時間365日体制で監視や設定変更のリクエストを受け付けるため、安心してサービスを利用できる環境が整っています。
利用料金
「IFMS Cloud」の利用にあたっては初期費用が294,000円から、月額は115,000円からという設定(すべて税抜き)になっています。これは「ベーシック(10Mbps)」プランの参考価格であり、企業のニーズに応じた柔軟なプランが用意されています。
今後の展望
今後、IIJは「IFMS Cloud」に様々なセキュリティ機能を追加すると共に、提供地域をアジアから欧米などへ拡大していく計画です。海外拠点を持つ企業のセキュリティ運用を支援し、国際的なビジネスの成長を加速させることを目指しています。
より詳しい情報はIIJの公式サイト(
IIJ Firewall Management Service)をご覧ください。
企業が国際的な拠点で直面するセキュリティ課題に対し、IIJの新たなソリューション「IFMS Cloud」は、未来に向けた確実な一歩となることでしょう。