オンライン平和学プログラム「今と未来をつくる平和学」
2026年3月に、オンラインで実施された平和学プログラム「今と未来をつくる平和学」には、奥本京子(大阪女学院大学)、高部優子(明星大学)、学校法人角川ドワンゴ学園、認定NPO法人テラ・ルネッサンス、認定NPO法人PEACE DAYの5つの団体が連携して参加しました。このプログラムは、全6日間にわたり行われ、参加費は無料で提供されました。
背景と目的
ウクライナやガザ、イランを中心に、世界中で武力衝突が続く中、若い世代が「平和」を自身の問題として考える機会は依然として少ないのが現状です。日常生活の中での友人とのトラブルや家族間の摩擦も、国際的なコンフリクトと同じ構造を持つ場合があります。このプログラムは、「大きな平和」と「身近な平和」の両方に共通する問題に取り組むことで、参加者が平和な社会を創るための主体的な力を身につけることを目指しています。
特に、平和学や国際関係の専門家、NGOでの実績を持つ講師陣が理論と実践を融合したプログラムを提供し、参加したのは合計で26名でした。
プログラムの内容
このプログラムは、以下のような内容で構成されていました:
- - Day 1(3月3日):平和学と社会・世界に関する講義
- - Day 2(3月4日):未来をつくる力 ─ 世界平和実現に向けた講義
- - Day 3(3月11日):平和と暴力に関するワークショップ
- - Day 4(3月13日):子ども兵問題 ─ 暴力の複雑性を探るワークショップ
- - Day 5(3月17日):子ども兵問題 ─ 困難の克服とコンフリクトの転換を学ぶワークショップ
- - Day 6(3月18日):コンフリクトとその転換に関するワークショップ
講師陣
本プログラムには、以下の専門家が講師として参加しました:
- - 奥本 京子(大阪女学院大学)
- - 高部 優子(明星大学)
- - 鬼丸 昌也(認定NPO法人テラ・ルネッサンス)
- - 佐々木 純徹(認定NPO法人テラ・ルネッサンス)
- - 今成 祥(認定NPO法人テラ・ルネッサンス)
参加者の声
プログラムに参加した学生たちは、「世界を見つめる目が変わった」「平和について日常生活の中で考えるきっかけになった」といった感想を寄せています。特に平和の概念が戦争の有無にとどまらず、日常的な暴力や対立にも関連していることに気付いた参加者が多く、自分ごととして平和を考える重要性を感じたようです。
今後の展開
このプログラムは、若い世代が平和を身につけるための第一歩に過ぎません。5つの団体は、若者がより身近に平和を意識できる社会の実現に向けて、さらなるプログラムの深化と拡充を進めていきます。年齢層の拡大や、より多くの教育機関との連携を進め、国境を越えた平和教育ネットワークの構築へとつなげていく理念を持っています。プログラムのキャッチフレーズ「友達との喧嘩から紛争まで」を基に、学びを広げる取り組みが期待されています。
団体紹介
PEACE DAYは、「争いのない平和な世界」の実現を目指す団体です。活動は2018年から始まり、一般財団法人からNPO法人へと移行しました。彼らは、平和を育む力を市民や企業、団体と連携して活動を通じて発信し、広めていくことを使命としています。今後もこの学びをより多くの人々に届け、平和の実現に向けた活動を続けていく考えです。
お問い合わせ
プログラムに関する問い合わせは、認定NPO法人PEACE DAY事務局までお願いします。メールアドレスは
[email protected] で、詳細は公式ウェブサイト
https://peaceday.jp/ を参照にしてください。