渋谷の新たなアートスポット「Kura」
2024年末に東京・渋谷のオフィスビルの屋上にオープンしたオルタナティブスペース「Kura」が、注目のアート展「Matter[rial]s for reflection」を開催します。この展示は、フランスのアーティストMarion Flamentと日本のアーティストYu Maedaによるもので、2024年2月7日(金)から2月21日(金)までの間、来場者を楽しませます。
この展覧会は、日本初の展示として、両アーティストが光や素材、文化の交流をテーマにした作品を発表します。特に、Marion Flamentのガラス作品は、光と透明性を活かした力強いメッセージを持ち、見応えのあるインスタレーションに仕上げられています。彼女は、日常の中の小さな体験や物理現象を通して、新たな視点を提示します。
一方、Yu Maedaは、独特の色彩感覚と形にこだわり、粘土を素材に幻想的な生き物やトーテム的な彫刻を創り出しています。彼の作品は、日本の伝統美と現代的なポップアートが融合したものです。彼の手による彫刻は、自由な発想から生まれたもので、視覚的なインパクトを与えます。
オープニングレセプション
さらに、展示初日の2月7日には19時から21時までオープニングレセプションが行われます。アートファンや業界関係者が集まるこのイベントは、観客が作品とアーティストとの対話を楽しむ絶好の機会です。また、入場は無料となっており、幅広い人たちがアートを楽しむことができます。
アーティストのプロフィール
Marion Flament
フランス・ランス出身のMarion Flamentは、光と透明性をテーマにしたガラス作品を手掛けるアーティストです。パリで生まれ育ち、エコール・ブールやパリ装飾芸術学校(EnsAD)を卒業。彼女の作品は、光と素材との関係に新たな理解を持たせ、作品には詩的な表現とアルケミーなプロセスが反映されています。彼女にとって、日本での展示は初の試みとなります。
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Yu Maeda
熊本県出身のYu Maedaは、一度は広告のアニメーション制作に携わりましたが、2013年に南カリフォルニアに移住以降、画家として新たな道を歩み始めました。彼の作品はポップアートの要素を取り入れつつ、日本の伝統的な美意識も感じさせます。現在も日本を拠点にしながら、アメリカやヨーロッパ、アジアで多角的に活動しています。
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Kuraについて
UltraSuperNewは、日本とアジアの若者文化の発信地として、東京・原宿を拠点に多くの新しいトレンドを生み出してきました。渋谷にオープンした「Kura」は、これまでの展示に続く第3回目の展示を経て、多様なクリエイティブを支援する場として機能しています。
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渋谷のこの新たなアートスポットで、文化の交流と美の対話を楽しんでみてはいかがでしょうか。