日本の未来を考えるシンポジウム「SICシンポジウム2025」
2025年9月9日、東京のTODAホールにて、一般社団法人システムイノベーションセンターが主催するシンポジウム「SICシンポジウム2025」が開催されます。このシンポジウムでは、Society5.0の実現に向けた戦略提言を発信し、参加者と共に未来の社会を考えます。
開催の背景
今日、私たちが抱える最大の課題の一つは、システムを活用してより良い社会を構築することの難しさです。特に日本では、システムを有効に統合し、それを進化させるための社会的な受容度は海外と比べて低いのが現状です。このような課題を解決するために、システムイノベーションセンターは2019年に設立され、これまでシステムの水平統合をテーマに様々な提言を行ってきました。
これまでの努力の結果として、最近では「卓越したシステム」とは何かについての認識も高まり、その重要性が討論されるようになっています。そこで、今回のシンポジウムでは日本にどんなシステムを設計する必要があるのかについて、さまざまな分野にわたるケーススタディを基にした戦略提言を発表します。
シンポジウムの概要
日時・場所
- - 日時: 2025年9月9日(火) 14:00~17:00 (受付開始 13:30)
- - 会場: TODAホール 4Fコンファレンス会場(東京駅八重洲口より徒歩7分)
参加費
対象
戦略提言や社会の課題に関心のある方々にご参加いただけます。定員は80名、事前登録制です。
プログラム
第1部 基調講演
基調講演では、金沢工業大学教授の藤田政之氏が「物理AIが拓くサイバー・フィジカル・ヒューマン・システム」と題した講演を行います。この講演では、Society5.0を支えるサイバーフィジカルシステムの構築に関する貴重な見解が示されます。
第2部 パネルディスカッション
パネルディスカッションでは、ヘルスケア、エネルギー、ロジスティックス、金融、科学技術、防災・レジリエンスといった6つのセクターからの提言が発表され、参加者が積極的に議論に参加する形で進められます。各テーマの提言内容には、以下のようなものがあります。
1. ヘルスケアのシステム設計提案
2. エネルギー移行を促進する新システム提案
3. ロジスティックス分野のイノベーション
4. マイナンバー制度の利活用推進
5. 科学技術政策の現場重視提案
6. 自律分散型防災アーキテクチャ設計
未来を共に考える機会
このシンポジウムは、未来社会の実現に向けた新たな飛躍のスタート地点です。多様な意見を持った方々が集まり、システムの可能性を探求する重要な場となることでしょう。
シンポジウムに参加されることで、自身の視野を広げるとともに、日本の未来を形作る一助となることが期待されています。
ぜひ、多くの方のご参加をお待ちしています。